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坊っちゃん
著者 夏目漱石
「親譲りの無鉄砲で、損ばかりしている」そんな坊ちゃんが、教師として地方に赴任する。「人間は好き嫌いで働くものだ。論法で働くものじゃない」と、小さな街の学校で様々な騒動を起こしていく。現代社会にも通じる同僚教師や上司との不本意な人間関係が、坊ちゃんの目からユニーク&爽快に描きだされています。
誰もが知ってる夏目漱石の名作を、原文をほとんど活かしたまま、読みやすく改編しました。
坊っちゃん
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電子書籍坊っちゃん
2016/03/15 11:39
さすが名作
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ひたひたと少しずつ進む前半。振り返ってみれば、いつの間にか遠くまで来ていたような気分。明治の古風な言葉回しも素敵。現代語訳なのだろうけれど、それでも十分にレトロ気分は味わえました。終わり方がほほえましい。長きに渡り読み継がれるのには、やはり訳がある。さすが名作。
電子書籍坊っちゃん
2018/11/02 17:20
面白いです。
3人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
文学が苦手な人でも一気に読める面白さ。
一本気な坊ちゃん、そんな坊ちゃんを心配する下女の清、山嵐や赤シャツなどの個性豊かな同僚たち。読んだ後は道後温泉へ行きたくなります。
電子書籍坊っちゃん
2021/07/01 10:47
現代のラノベの文体だって
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
言わずとしれた夏目漱石の初期の代表作である。大家漱石の作品ということで、様々な観点からのうがった解釈も可能とは思うが、単純にユーモア小説として読むのが気楽で良いような気がする。この作品の真の値打ちはその切れの良い短いセンテンスの文体にあると思う。この文体が日本近代文学に与えた影響は非常に大きいと思う。現代のラノベの文体だって、坊っちゃんの子孫かもしれない。