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2件
「カノジョの妹とキスをした。」シリーズ
カノジョの生き別れの妹がトツゼン自分の義妹に!?
俺が人生で初めての恋人・晴香と、交際一ヵ月にしてやっと手を繋げた日、親が再婚し晴香そっくりな義妹が出来た。名前は時雨。似てるのも当然。時雨は家庭事情で晴香と離ればなれになった双子の妹だったのだ。
「情けない声。ホント可愛いなぁ、おにーさん」
「いけない彼氏さんですね。彼女と手を繋いでいる時に双子の妹のことを考えるだなんて」
「顔も体も彼女と同じ妹にドキドキしちゃうのは仕方ない。おにーさんは悪くない。悪くないんですよ」
淡い初恋に忍び込む甘い猛毒(あいじょう)。
奥手な恋人にはとても教えられない、小悪魔で甘えん坊な義妹との甘々“不”純愛ラブコメ――開幕!
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
カノジョの妹とキスをした。4
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2024/01/24 18:40
何をもって純愛とするか
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投稿者:ゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語の展開的に一般的なハッピーエンドにはなりづらいだろうなぁと覚悟はしていたが、やはり切ない気持ちになる結末であった。とはいえ、現実的であるかはさておき、二人の純愛が示されている納得感のある結末であった。
各巻のあとがきで著者が書いている通り、この物語で扱われる「純愛」は多くの人が想像するものとは少し異なった形だ。登場人物たちの利己的さも相まって毒々しさを放つ場面もある。が、その利己的さが理解できるからこそ、引き込まれた。
原作の表紙に惹かれコミカライズを読み、続きが気になり原作を購入したが大満足であった。
惜しむらくはもっと続きが読みたかったが、今は著者の更なる活躍に期待したい。
理想通りにはいかない、ビターな恋を味わいたい方はぜひ。
2021/10/17 16:39
破滅にはしないでね
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投稿者:マイケルおじさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
博道と時雨の関係は、もちろん浮気ですが、晴香のバカっぷり見てると責められない。部長の「彼の我慢が理解できないなら長続きしないわね。」(不正確ですみません)がまさしく至言です。それに比べて時雨の一途さと献身は泣けるぐらい可愛いです。博道がころぶのも当たり前。最終巻で博道がペナルティを受ける旨、作者が仰ってましたが、あまり酷い内容にすると読者の反撃きついですよ。もち、倫理的にも法的にも(博道と時雨は名字いっしょですから時雨は博道のお父さんと養子縁組してるので)結婚は無理ですが、結ばれて幸せになって欲しい。晴香も最後は女優の道に進んで丸く収めてください。なにせラブコメなんですから。それなりのハッピーエンドにしてくれる、作者さんの人間性に期待してます。