- みんなの評価
5件
「這いよれ!ニャル子さん」シリーズ
八坂真尋は得体の知れない「何か」に追われていた。どんなに助けを求めても応える声も人もなく、彼は町中をあてどなく逃げまどうしかない。そして息も切れ、自らの最期を覚悟したその瞬間 「いつもニコニコあなたの隣に這い寄る混沌、ニャルラトホテプです」……銀髪の美少女が、とてつもなく意味不明なキャッチフレーズとともに現れた! そのニャルラトホテプ改めニャル子曰く、真尋を狙う悪の組織から、彼を守るためにやってきたというのだが……。こうして、真尋とニャル子の異常な日常が幕を開けた!這いよれ、ニャル子!負けるな、真尋!怒濤のハイテンション混沌コメディ! 第1回GA文庫大賞・優秀賞受賞作。 ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
這いよれ!ニャル子さん12
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
這いよれ!ニャル子さん 1
2016/04/16 17:51
初!ライトノベル購読
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紙の折り鶴 - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めて購読した、ライトノベルです。元々はこの本を原作としたアニメ「這いよれ!ニャル子さん」を観たことがきっかけです。アニメ以上に面白い場面があっておもしろく、退屈させないストーリーです。
まだこの本を観ていなく、アニメを観た人も観てない人もぜひ購読してみてはいかがでしょうか。
這いよれ!ニャル子さん 11
2013/04/20 00:01
さすが
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もちもち - この投稿者のレビュー一覧を見る
さすがというか、ネタが今回もすごいです。正直ついていけませんでした。今回は7巻と同じような前半短編、後半本編の構成。
短編ではオチを楽しむとして。本編では最後また真尋にとって頭の痛いことが起こります。見てる側はおもしろいですが。(笑)
これからの展開がきになる11巻でした。
這いよれ!ニャル子さん 1
2009/06/09 23:43
あんまり「ニャルラトホテプっぽく」ない
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もりそば - この投稿者のレビュー一覧を見る
クトゥルー神話のトリックスター、ニャルラトホテプ(ナイアーラトテップ)を美少女にしたラノベ。
この設定を知った瞬間「斬新!」と思って購入しましたけど、よく考えてみると「デモンベイン」で魔道書アル=アジフがロリっ娘としてすでに登場してますし、それほど革新的な設定でもないわけです。
ではなぜ「ニャルラトホテプが美少女」にそれほど自分が反応したのか、を考えてみると、クトゥルー神話において特異な位置を占めるこの「無貌の神」を、どう美少女として活かしてくれるか、ということに関心があったからです。
自分の中ではニャルラトホテプのイメージは、「暗躍」です。最強クラスの力を持ちながら、暴力を振るうのではなく、人間たちの欲望の背中を押し、自滅するのを嘲笑する、という感じ。
この本のヒロイン、ニャルラトホテプの「ニャル子さん」はあまりにそのイメージからかけ離れている。惜しみなく力を振るい、主人公に甲斐甲斐しく弁当を作る。ギャグは基本的にブラックで変人ですけど、権謀術数とは程遠いキャラです。
そのイメージとの相違について、ニャル子さんは
「ニャルラトホテプは固有名詞ではなく、種族名である。自分のほかにも沢山いる。ニャルラトホテプ=暗躍家のイメージが流布しているのは、たまたまラヴクラフトが会ったニャルラトホテプが、そうだったからだ」
などと答えているのですが、それでいいのかと思いました。自分としては、その「暗躍家」のニャルラトホテプを美少女にした話を読みたかった。
話は結構お気楽です。コメディパートがメインですけど、パロディが多いせいか、それ程のめり込めませんでした。「名状しがたいバールのようなもの」などとクスリとくるところもありますが……。
あと気になったのが、主人公のツッコミです。どうもやりすぎな感がします。フォークで刺したり、辞典をぶつけたり、容赦がありません。
敵が襲ってきたらニャル子さんの後ろに隠れるくせに、えらい強気……どうもあんまし好感が持てませんでした。