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国鉄準急列車物語
著者 岡田誠一 (著)
単なる懐かしの写真集には終始しない。とはいうものの貴重な写真も豊富で、見ているだけで、当時の鉄道情景がよみがえってくる。準急全列車を網羅、解説し、現代の高速輸送体系の基礎を築いた実績と、そのための車両発達に果たした役割などを多角的に解説する。貴重な写真等による資料性と、すべての準急列車に解説を施した網羅性を求めている。なお、時刻表なども多用し、JTBでなければ再現できない具体的な時刻や運転経路なども解説する。
※この電子書籍は2012年11月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部内容を変更している場合があります
国鉄準急列車物語
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国鉄準急列車物語 戦後の名称列車を網羅
2020/12/08 13:34
国鉄全国準急列車レビュー
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ビンチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
国鉄時代全盛期から、昭和39年7月頃の始発駅と終着駅時刻を別表で記載した全国に走る準急列車の解説案内書です。
戦後復興期を過ぎて、旧型から新性能系列の電車や気動車が走るようになり、国鉄は準急列車を幹線や支線に多数走らせるようになった。
国鉄の列車の種別は、普通列車、準急、急行、特別急行となるが、初めは、特急はごく一部の大スター列車だけで、普通列車か準急の時代となり、庶民は準急に乗るような場合は、中距離位の乗車に利用した。
その後準急は急行列車となり廃止された。
急行になった列車は、
名称が変更された列車
走行区間の変更になった列車
運転距離が延長された列車
などになった。
昭和の青春時代からのファンには、鉄道ファンの栄誉を補強する一冊になります。
評価の星をあと一つ足す場合の要望としては、
運転した各時期の停車駅全部記載した時刻表と
その間の運転形式、編成を網羅されている本になると完璧でしょう。
そのような本が出るなら、資料が多くなるので分冊発行になるでしょうか。
しかし、この本を初めの一歩にして、鉄道ファン各人が、古い時刻表で調べて下さいと著者は言いたいかもしれません。