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良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門―保守しやすい 成長し続けるコードの書き方
著者 著者:仙塲 大也
(概要)
本書は、より成長させやすいコードの書き方と設計を学ぶ入門書です。
システム開発では、ソフトウェアの変更が難しくなる事態が頻発します。コードの可読性が低く調査に時間がかかる、コードの影響範囲が不明で変更すると動かなくなる、新機能を追加したいがどこに実装すればいいかわからない……。
変更しづらいコードは、成長できないコードです。ビジネスの進化への追随や、機能の改善が難しくなります。
成長できないコードの問題を、設計で解決します。
(こんな方におすすめ)
・ コードの設計スキルに興味がある人
・ 日々、悪いコードと向き合っていて改善したい人
・より良いコードを書きたい人
(目次)
1 悪しき構造の弊害を知覚する
1.1 意味不明な命名
1.2 理解を困難にする条件分岐のネスト
1.3 さまざまな悪魔を招きやすいデータクラス
1.4 悪魔退治の基本
2 設計の初歩
2.1 省略せずに意図が伝わる名前を設計する
2.2 変数を使い回さない、目的ごとの変数を用意する
2.3 ベタ書きせず、意味のあるまとまりでメソッド化
2.4 関係し合うデータとロジックをクラスにまとめる
3 クラス設計 ―すべてにつながる設計の基盤―
3.1 クラス単体で正常に動作するよう設計する
3.2 成熟したクラスへ成長させる設計術
3.3 悪魔退治の効果を検証する
3.4 プログラム構造の問題解決に役立つ設計パターン
4 不変の活用 ―安定動作を構築する―
4.1 再代入
4.2 可変がもたらす意図せぬ影響
4.3 不変と可変の取り扱い方針
5 低凝集 ―バラバラになったモノたち―
5.1 staticメソッドの誤用
5.2 初期化ロジックの分散
5.3 共通処理クラス(Common・Util)
5.4 結果を返すために引数を使わないこと
5.5 多すぎる引数
5.6 メソッドチェイン
6 条件分岐 ―迷宮化した分岐処理を解きほぐす技法―
6.1 条件分岐のネストによる可読性低下
6.2 switch文の重複
6.3 条件分岐の重複とネスト
6.4 型チェックで分岐しないこと
6.5 interfaceの使いこなしが中級者への第一歩
6.6 フラグ引数
7 コレクション ―ネストを解消する構造化技法―
7.1 わざわざ自前でコレクション処理を実装してしまう
7.2 ループ処理中の条件分岐ネスト
7.3 低凝集なコレクション処理
8 密結合 ―絡まって解きほぐせない構造―
8.1 密結合と責務
8.2 密結合の各種事例と対処方法
9 設計の健全性をそこなうさまざまな悪魔たち
9.1 デッドコード
9.2 YAGNI原則
9.3 マジックナンバー
9.4 文字列型執着
9.5 グローバル変数
9.6 null問題
9.7 例外の握り潰し
9.8 設計秩序を破壊するメタプログラミング
9.9 技術駆動パッケージング
9.10 サンプルコードのコピペ
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良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門―保守しやすい 成長し続けるコードの書き方
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