- みんなの評価 2件
- 出版社: 日経ナショナル ジオグラフィック
電子書籍
世界をまどわせた地図 伝説と誤解が生んだ冒険の物語
著者 エドワード・ブルック=ヒッチング,関谷 冬華,井田 仁康
130点を超える美しい古地図と貴重な図版・写真とともに、人々を翻弄した幻の世界を読み解いていきます。
本書で紹介する国、島、都市、山脈、川、大陸、種族などは、どれもまったくの絵空事だ。
しかし、かつては実在すると信じられていたものである。なぜだろう?
それらが地図に描かれていたからだ。
神話や伝承として語り継がれていたものもあれば、探検家の間違いや誤解から生まれたものもある。
なかには、名誉のため、あるいは金銭を集めるための、完全な“でっち上げ”すらある。
そのような幻の土地や国、島々は、20世紀に入ってからも地図にたびたび登場し、さらには現代のグーグルマップにも姿を現した。
地図の幻を追う冒険の旅へ、いざ出発しよう。
世界をまどわせた地図 伝説と誤解が生んだ冒険の物語
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2018/05/12 06:25
虚構と伝説
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る
かつて地図に記されていたという存在しない、もしくは誤解されていた島や大陸、川や山脈について解説してくれている本。
どういう経緯でその様な物が地図に書かれたのかという話や、現在でも議論が続いている物など、バリエーションは豊かだけれども、主に中世から近代にかけての話が多い感じ。
西洋の歴史と絡めて知っておくと興味が深まりそうだし、創作やっている人はネタの元として活用できそう。
2023/02/17 00:21
海に怪物が描かれてる地図が好き
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いしかわ - この投稿者のレビュー一覧を見る
やや難解な部分もあるけどエピソードひとつひとつを楽しく興味深く読めた。
すべてが幻や嘘や勘違いだったわけでなく、実際にあったのかもしれないし、もしかしたらあるのかもしれない。
2012年の時点でもあると思われているものが無かったのだから、現代でも地球上のすべてを正確に把握することは難しいんだなあと改めて思う。