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ニュー・アース
著者 エックハルト・トール (著) , 吉田利子 (訳)
21世紀に入り、人類はいまだかつてない危機に直面しています。
それは地球温暖化による異常気象、世界各地で起こる戦争や紛争、発展途上国における飢饉や飢餓、先進国における経済や金融の破綻、治療法のいまだ見つからない疾病、グローバル化がもたらす格差と貧困、なくならないテロ、あるいはそれらによって疲弊する心と体。
このようなことは、すべてが人類に固有の「機能不全」と呼ばれる状態がひきおこしていると著者は言います。
それはある種の集団的狂気とも呼べるようなもので、そして、ほとんどの人間の「ふつうの」精神状態にはたいていこの機能不全が含まれている、と。
では、このような状態から抜け出すために、あるいはこのような状態を改善するために、私たちはどうすればいいのでしょうか?
それは、「目覚める」ことです。
「目覚める」とはいったいどういうことか?
それは「意識」を変化させること。
人類ひとりひとりの意識が変わり、目覚めるとき、
私たちはよりよい人生を手に入れることができ、よりよい世界をつくることができる。
その新しい地「ニュー・アース」へのパスポートが本書なのです。
ニュー・アース
05/29まで通常2,178円
税込 1,089 円 9ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
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ニュー・アース 意識が変わる世界が変わる
2015/11/28 13:45
読む時期を選ぶ本
11人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さくら - この投稿者のレビュー一覧を見る
はじめて読んだときには、さっぱり判らなくて、くだらない意味のわからない本、って思っていました。
でも、なんとなく気にはなっていて、ある日読み返してみて、凄さが判りました。
エゴの認識の大切さ。
でもエゴを悪いものと決めつけるのもまたエゴのなせるわざなので、この本を読んで理解できたからといって、エゴから抜け出せるわけでもないです。
そもそもこの本はエゴから抜け出せとかエゴは悪いものとは一言も言ってはいません。
理解には読む時期を選ぶ本だけれども、理解したからといってそれが大切なわけでもない。むしろ理解さえもエゴだったりするし。
理解よりも実践とか実感のほうがよほど大事なので、案外頭のいい人のほうが理解してしまって理解したというエゴにとらわれてしまうかも。
ちなみに読む時期を選ぶというのは、レベルの問題ではなく、タイミングの問題かもしれない。
そして理解ではなく、心から実感して、エゴとうまく付き合う、というか、エゴの存在さえも赦せるようになったとき、
初めて平和が訪れ、もしかしたら、引き寄せなんかもうまくいっちゃうのかもしれない
でも、悟りをひらきたいだとかいうのもエゴだったりするので、
私は今を大事にして生きていければそれでいいです。
そういう意味で心が穏やかになりました。この本のおかげです。
おすすめですので、読んで判らなくても、わかるタイミングがくればわかるので、
時期を改めて挑戦してほいしです、
ニュー・アース 意識が変わる世界が変わる
2016/02/24 11:25
心がわしづかみにされた本
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:リララン - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めから心が全て持っていかれるような感覚の本。
とにかく私というより内側にいる何かが喜んでいるような気持になりました。
文章は堅めで静かなのですが、なぜか優しい。吉田利子さんの訳が秀逸なのでしょうね。難しいと思いつつ、ずっとワクワクしながら読んだ本でした。
自己を愛するためには自分の中の光もですが闇の部分も受け入れなければなりません。エリザベスキューブラーロスも「自分の中のヒトラーとマザーテレサ」と確か表現してました。
この本は自分の状態でだいぶ捉え方が変わるでしょう。2度読んだのですが、精神疾患で死と隣り合わせで生きていた頃の私と、死を覚悟してでも自分を変革するんだと苦闘していたときとでは違いました。どの場合でも救いの手になる本です。
ニュー・アース 意識が変わる世界が変わる
2016/01/14 23:12
新しい地球を創造する
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:どや - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうすればエゴから自由になれるのか
どうすればモノの所有に固執しないでいられるか
どうすればストレスを少なくできるか
どうすれば老いを受け入れられるか
どうすれば死の恐怖に立ち向かえるか
答えは本の中にある
スピリチュアルの一言で片付けられない名著である