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2件
死ぬまで生きる日記
著者 土門蘭(著)
大反響を呼んだWEB連載が書籍化! 生きづらさを抱えるすべての人におくるエッセイ。
日常生活はほとんど支障なく送れる。「楽しい」や「嬉しい」、「おもしろい」といった感情もちゃんと味わえる。それなのに、ほぼ毎日「死にたい」と思うのはなぜだろう? カウンセラーや周囲との対話を通して、ままならない自己を掘り進めた約2年間の記録。
【目次】
はじめに
第1章 私は火星からやってきたスパイなのかもしれない
第2章 「『死にたい』と感じてもいいのだと、自分を許してあげてください」
第3章 「自分で自分の『お母さん』になれたらいいですね」
第4章 「肯定も否定もせずに、ただ感情に寄り添ってみてください」
第5章 「『解決しよう』と思わなければ、問題は問題ではなくなるんです」
第6章 「私はずっと、日本人になりたかったんです」
第7章 「『過去』は変えられなくても、捉え直すことはできます」
第8章 「あなたは、必死に生きようとしています」
第9章 地球以外の場所で、ひとりぼっちでものを書く人たち
第10章 居心地の良いように「火星」を作り替えていけばいい
第11章 「生きている限り、人と人は必ず何かしらの形で別れます」
第12章 「書いて、読むことで、私たちは何度でも出会えます」
最終章 「お守り」を感じながら生きていく
おわりに
【著者】
土門蘭
1985年広島県生まれ。小説・短歌などの文芸作品や、インタビュー記事の執筆を行う。著書に歌画集『100年後あなたもわたしもいない日に』(寺田マユミとの共著)、インタビュー集『経営者の孤独。』、小説『戦争と五人の女』、エッセイ『そもそも交換日記』(桜林直子との共著)がある。
死ぬまで生きる日記
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死ぬまで生きる日記
2023/05/09 18:33
とても良かった。オススメ。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:asmiii - この投稿者のレビュー一覧を見る
ひとことで感想を言うなら「とても良かった!」です。
私自身もカウンセリングを受けた事がありますが、著者さんのように思ってる事をまんま口にする事がどうしてもできず、カウンセリングやめてしまったので、長きに渡りカウンセリングを受け続けられている著者さんが羨ましくもありました。
と同時に、読んでいて自分がカウンセリングを受けている感覚もありました。良いです。
悩みは違えど、心と生きる事に悩む友人にプレゼントすべく追加購入しました!
2024/08/02 14:03
「死にたい」に替わる言葉
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:302 - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は「死にたい」とは思わないが「生きたい」とも思っていない。
特別辛いことがあるわけでもないし、幸せなんだけど、「長生きしたい」「死にたくない」「死ぬのがこわい」という気持ちが無い。
それが悪いとか直したいとも思っていないのだけれど、なぜだろうと思っていて、この本を読んだ。
徐々に自己を見つめる中で「死にたい」に替わる言葉を見つけるというのが大きなポイントだったと思う。
何事も別の方向から見てみると、自分が思い込んでいたことに気づける。