トワイライト
「きみは自分のことがぜんぜん見えていない。きみはこれまで会った誰とも違うんだ」
ハチミツ色の瞳、シルクのような声、彫刻のような横顔……雨と霧の街フォークラスで出会った美少年エドワードは、他とは違う空気をまとっていた。なぜかベラだけをにらみつけ、避けようとするエドワード。そこには、彼にしかわからない秘密が隠されていた。
土地に伝わる<冷人族>の伝説、狼を守り神とするインディアンの掟……。
禁断の恋におちたベラとエドワードの切なく甘い運命が動きはじめる。
全米500万部の究極のヴァンパイア・ロマンス<トワイライト>、待望の文庫化!
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トワイライト 1下
2008/05/24 16:03
続きが気になります・・・
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:めるる - この投稿者のレビュー一覧を見る
ベラは、エドワードの秘められた真実を知ります。彼は哀しい過去を秘めたヴァンパイアだったのです。
しかし、エドワードに対するベラの気持ちは変わりません。エドワードもベラを避けることをやめ、一緒にいたいと思うのです。
エドワードにとって、ベラはやっと見つけた運命の相手だったのです。たとえベラが人間でも。
そんな惹かれあう二人のまえに、ベラを狙うヴァンパイアが現れ・・・。
前半のエドワードはこっちがはずかしくなるくらい、王子様のような甘い台詞を連発してくれます。
ベラを守ろうとするエドワードがとっても魅力的です。
上巻ではあまり出番のなかったエドワードの家族も活躍しています。
ベラを狙うヴァンパイアからベラを守ろうと、家族が一致団結して行動を起こします。
カレン一家のエドワードへの愛情も感じることができます。
エドワードと気持ちを通わせているうちに、ベラは自分も吸血鬼になることを切望し始めます。エドワードはそれを望みません。そんな二人の前途多難な今後がとっても気になります。
早く、続きが文庫化されることを願います。
映画化もされるそうで、そちらのほうも楽しみに待ちたいと思います。
トワイライト 4最終章
2010/04/20 19:21
転生したベラ
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:めるる - この投稿者のレビュー一覧を見る
「あたし、吸血鬼になるために生まれてきたのね・・・」
転生のときを迎えたベラ。そこには予想を超える壮絶な苦しみが待っていました。命をかけてベラが守り抜いた運命の子は、魔性の存在なのか天使なのか・・・。禁断の「不滅の子」に裁きを下そうとヴォルトゥーリが訪れる事を知り、エドワードたちは仲間となるヴァンパイアを世界各地から集め、ある賭けにでます。掟を破ったカレンたちの運命は? そしてジェイコブの意外な“刻印”の相手とは?
前作、壮絶な出産シーンで終わってしまい、最終章の今作が出るのをとても楽しみにしていました。もしかして今回も上下巻!?と思ってしまいましたが、1冊でしたね。
とうとう転生したベラ。人間のときの運動音痴だった彼女が懐かしい。エメットとの腕相撲で勝っちゃうんですもの。でも、ベラらしさも残っていて、そこは良かったかな。
チャーリーの問題も何とかクリアし、早い成長を見せるレネズミを家族みんなが愛しむ姿が温かい気持ちにさせてくれます。
しかし、ヴォルトゥーリがやってくることに、心配する一同。世界各地からヴァンパイアたちがやってきます。ちょっと多すぎて一人一人覚えるのが大変でしたけど。
ベラとエドワードの幸せな姿に満足しつつ、これでトワイライトも終わっちゃうのかと思うと残念な気がします。レネズミが成長して活躍する話もあったらいいのに。
トワイライト 3上
2009/09/09 19:57
二人の男性の間で揺れる想い・・・
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:めるる - この投稿者のレビュー一覧を見る
「運命の人は“刻印”されている。ひと目ぼれよりももっと強烈で決定的に」
吸血鬼エドワードと禁断の恋に落ちたベラは、すべてを捨てて自分もヴァンパイアになろうと決意していました。しかし、ベラをあきらめきれない人狼のジェイコブが「吸血鬼になるな、おれが幸せにする」と情熱的にひきとめる。ふたつの愛、ふたつの未来のあいだで、揺れ動くベラの心の行方は…? さらに、カレン一族のロザリーやジャスパーの哀しく壮絶な過去があきらかに。
まだまだ、ベラの未熟なところが目立つ作品。
しかし、それを補うエドワードとジェイコブの愛。エドワードの時に過保護になってしまうところや、ベラの事を一番に考えるところ、ジェイコブの情熱的な真っ直ぐな想い・・・。
女性にとっては、うらやましいと思えるほどの想いを二人の男性から与えられるベラ。
そんなベラとエドワードの交際にあまりいい顔をしない父親のチャーリー。
彼の心配ぶりも前作から続いていますが、お父さんは大変ですね。
今回は、ロザリーとジャスパーの過去も語られています。どんないきさつで吸血鬼になったのかを本人たちが話して聞かせます。
そして、キラユーテの伝説も語られており、雰囲気を盛り上げております。
シアトルで起こる殺人事件や、ベラの家に残っていた何者かの残り香のこともまだ解明していないので、下巻が楽しみです!