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つちくれさん
著者 仁木英之
長野の遺跡から見つかった奇妙な死者──古代の装束をまとい、棺に納められた女性の事件を追う定年刑事・福沢は、「つちくれさん」と呼ばれる男と出会う。「土の声を聞く」力を持つというその男に導かれて、不思議な謎解きが始まった。
つちくれさん
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紙の本つちくれさん
2015/09/15 14:42
刑事事件を取り扱っているのに、その扱いが適当。
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
元刑事が異端の考古学者と組んで、なぜか事件の謎解きをする。設定は悪くないけど、色々と気になる点が多くて好きになれなかった。警察や検察のルールを無視したストーリーがひどい。送検、起訴への流れが甘すぎる。送検してから警察自身が、犯人が本当にそうか迷ってるって…適当にもほどがある。
ちゃんとした事件物として読むのではなく、ある意味ファンタジーなのだと思って読むべきなのかもしれない。それなら楽しめる部分はあるし、考古学がらみという特色もある。でも、全体的にはやはりそれほどおもしろくなかった。