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限界国家 人口減少で日本が迫られる最終選択
著者 毛受 敏浩
いま日本の人口は、ジェットコースターでいえば先頭が下向きになり、2020年にはストーンと620万人が減ってしまう。農・工・介護などの現場は深刻だ。また税金を払う人が減って年金の維持もおぼつかなくなる。そんな「姥捨て列島」にならない最後の知恵を提言する。
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2017/07/02 21:27
限界国家日本を救う外国人定住化
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投稿者:つばめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人口減少が急速に進む日本にあって、「日本に移民の受入れは必要」という立場からの著作である。経済予測と違って将来の人口予測は極めて精度が高い。2050年頃に人口は一億人となり、そこから更に際限なく減少していく可能性も指摘されている。少子化により2002年~13年の間に全国で廃止となった公立の小中高は5801校、毎年500校以上が消えているという。日本人は、外国人受け入れに否定的意見が多いようであるが、スポーツの分野では、既に多くの外国人が日本のスポーツ界で活躍している。ラグビーの五郎丸選手の「ラグビーが注目されている今だからこそ日本代表にいる外国人選手にもスポットを。彼らは母国の代表より日本を選び日本のために戦っている最高の仲間だ。国籍は違うが日本を背負っている。これがラグビーだ」とのコメントを引用し、この精神が日本が今後、外国人を受け入れる際に必要な心構えとし、定住外国人受け入れのための3本柱を提言している。その提言とは、「入国割当政策」、「受け入れ外国人が日本に定住できるソフトランディング政策」、「多文化パワー政策」である。この詳細は、この著作を読んでのお楽しみ・・・。