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特殊性癖
著者 櫻木充(著) , 柳橋マンドレ(イラスト)
予備校から帰ってきた北岡大輔は自分の目を疑った。誰もいないはずの自宅に人影が見えたのである。カーテンの隙間から見えた侵入者は叔母の加奈だった。空き巣ではなく、見慣れた叔母だったことで大輔はホッとする。父を3年前に亡くし、祖母と母の3人暮らしである大輔にとって、加奈は家族同然の存在。しかも、性に目覚めて以来、憧れの人だった。三十路も後半の年齢だが、外見は10歳近く若く見える。栗色に染められたショートボブの髪は若々しい。身長は平均を若干上回る程度だが、スレンダーなアスリート体型。それでもバストは意外に豊かで、完熟期に達した女性の魅力が溢れていた。そんな加奈は甥の存在に気づかず、大輔の部屋に勝手に入っている。しばらく盗み見していると、加奈はゴミ箱からザーメンを拭いたティッシュを取り出し、それを使ってオナニーを始めて……。
特殊性癖
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2024/03/23 11:11
叔母と甥。
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投稿者:さやまん - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公は浪人生。
ある日、叔母が自分の部屋のごみ箱からあさった性処理後のティッシュの匂いをかぎながら自慰をする姿を目撃する。
主人公にとって叔母は憧れの存在というか、性欲の対象であったが、自分が男として意識されているなどと感じた事はない。
もしかすると、そういう性癖なんだろうか……と、主人公は疑いを持ち、いろいろと考えを巡らせていく。
と、いう感じで物語は進んでいきます。
無防備な叔母のふるまい、これ見よがしに放置された叔母の使用済み下着。
多少の違和感を覚えつつも、頭をゆだらせた主人公は叔母につめより念願を果たすのだが、それは同時に叔母にとっても『別の念願』を果たすことだった。
短編ではあるが、それぞれの思いが描かれ、事情があり、きちんとオチもある。
単純に官能方面を求めるには物足りないかもしれないが、読める作品だと思う。