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俯瞰する力 自分と向き合い進化し続けた27年間の記録
著者 福永祐一(著者)
「天才の息子なんだから、自分もその可能性があるかもしれない」なんて心の片隅で思っていたが、残念ながら・・・・・・自分は天才ではなかった。もっと言えば、センスすらなかった。その事実を早々に思い知らされ、ジョッキーとして等身大の自分と向き合い続けた27年間――。(本書「まえがき」より)誰もが「天才ジョッキー」と評する父・福永洋一が果たせなかった日本ダービー制覇、無敗のクラシック三冠。まさに全盛期のトップジョッキーが突如、調教師に転身――。その大きな原動力になったものとは?自身の才能を見極め、己と向き合い続けた男の「思考」と「決断」の軌跡。【目次】まえがき──「最初の決断」第1章 コンプレックス第2章 岩田康誠第3章 執着第4章 慢心と攻撃第5章 ダービー第6章 欲のコントロール第7章 直感と心の声第8章 影響~福永祐一を作った人々第9章 パーソナリティ第10章 転身「最後の決断」――あとがきに代えて
俯瞰する力 自分と向き合い進化し続けた27年間の記録
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2024/08/28 06:12
非常に読みやすい作品でした
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投稿者:kurono - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙の色合いなどが、長谷部誠氏著の『心を整える』を彷彿とさせる一冊。
あまり競馬に詳しくなく、ウマ娘ブームなどから興味を持って購入して読んでみました。
第一に、非常に読みやすい文章なため、普段本を読まない人でも入っていきやすいです。
第二に、2世ジョッキーとしての考え方が思っていたものではなかったのも面白かった。
キーワードとしては、『執着』があり、著者が『執着』する性格ではなかったことが、振り返ってみると今までの人生で影響を及ぼしていたことが分かります。
こういう名選手系の振り返りエッセイが好きな人には、オススメの一冊。
但し、馬とのエピソードについては勿論あるが、ファンが満足する内容かは分かりませんでした。