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3件
天涯の楽土
著者 著者:篠原 悠希
弥生時代後期、紀元前一世紀の日本。
久慈島(くじのしま)と呼ばれていた九州の、
北部の里で平和に暮らしていた少年隼人は、
他邦の急襲により里を燃やされ、
家族と引き離される。
奴隷にされた彼は、敵方の戦奴の少年で、
鬼のように強い剣の腕を持つ鷹士に命を救われる。
次第に距離を縮める中、
久慈の十二神宝を巡る諸邦の争いに巻き込まれ、
島の平和を取り戻すため、
彼らは失われた神宝の探索へ……。
運命の2人の、壮大な和製古代ファンタジー!
天涯の楽土
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2020/05/31 15:24
おもしろかったです
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みやび - この投稿者のレビュー一覧を見る
和物のファンタジー。なかなかおもしろかったです。
少しご都合主義に感じるところもありましたし、最後は端折り過ぎかなあと思いますが。
天涯の楽土
2020/04/19 16:27
大和以前の九州の神話の頃の話で面白い
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:クルリン - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史で教わった事を思い出しながら、古代は混沌としていたのかと、九州内をめぐる少年達の旅を絡めた小説で、楽しく読み進めました。ロードオブザリングや15少年漂流記等が
好みの方にはとても読みやすいと思います。続編の蒼天の王土の発売が楽しみです。
天涯の楽土
2020/03/15 10:06
古代日本に思い馳せる
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:日曜日 - この投稿者のレビュー一覧を見る
古代日本の今で言う所の、九州で少年たちが駆け巡る。
九州に行ったことの無い私が楽しめたので、九州に行ったことがあるもしくは所縁がある人はもっと楽しめると思う。
平和に神様を崇め、暮らしていた邑に武力の波が襲う。階級支配の統治が海の向こうから渡来して、やがて大きな渦となる。
悲劇的なきっかけで出会う、主人公の隼人と鷹士が信頼し合う姿は、凄惨な中にも読者に希望の光をもたらす。
6月発売の次巻は、本州が舞台になるそうなので、楽しみ!