- みんなの評価
1件
小説 劇場版モノノ怪
著者 新八角(著者)
アサは文字書きの仕事にあこがれ大奥へやってきた優秀な新人女中。一方、同期のカメは仕事が不得意で先輩にいじめられてばかり。アサは彼女のお世話に追われるが、それでもカメといるときはからっぽな自分の中に何か豊かなものを感じることができるのだった。大奥では集団に染まるために、大切にしてきたものを捨てろという。自分の想いを殺すこと、それでも捨ててはいけないもの・・・・・・。少女たちは悩み、そして――事件は起こる。様々な過去を背負い大奥にやってきた女中たち。大奥を舞台に繰り広げられる、彼女たちの情念がモノノ怪を生みだす――。そこに現れるのは、謎めいた薬売り。形、真、理が揃ったとき、薬売りの退魔の剣がモノノ怪を斬る!
小説 劇場版モノノ怪 火鼠
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
2024/07/27 04:39
映画を観てからの感想
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆめくら - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画と比較しての感想になりますが、
帯にも書かれているように映画では語られなかったアサとカメの心情が中心に描かれています。
映画を観て、より深く作品について理解を得たいと思った方は是非購入してみてください。
あの二人があの瞬間何を思い、何を捨て、そして何を得たのかをよりリアル感じることができます。
作者様の書かれる文章や表現の仕方も良く、久々に没入して文章版の唐傘の世界に入り込めました。
映画、小説共に素晴らしい作品をありがとうございます。