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身代わりの花嫁は、不器用な辺境伯に溺愛される
王都に住む子爵令嬢・クラリスは、「ファーレンハイトの宝石」とも称される美しい姉と常に比較され、家族に虐げられ、目立たないよう陰で生きてきた。
クラリスが十九の歳、「人食い辺境伯」と呼ばれるジークフリート・グーテンベルグの戦果の褒賞として姉の身代わりで嫁ぐことになる。
ところが辺境伯ジークは、無口で無表情ながらもクラリスを思いやる、包容力に溢れた魅力的な人物だった。
しかし「身代わり花嫁」であることに負い目を感じるクラリスは、なかなかジークへ心を預けられないでいた。
そんな折、王都より姉の結婚の知らせが届き、ジークと王都に向かうことになるのだが……。
実はクラリスの生家には重大な秘密があり、さらに、ジークと婚姻のいきさつも知っている事実とは違っていて!?
不遇の令嬢が辺境の地で最愛の人と幸せになる王道ラブファンタジー!
身代わりの花嫁は、不器用な辺境伯に溺愛される
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2021/10/14 11:43
酷い家族と頼りになる辺境伯
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:フー - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヒロインの歪な家族の問題が暗めな部分はありますが、ヒロインは好感が持てるし、ヒーローは非の打ち所がなくカッコイイです。ヒーローが頼りになる溺愛で、丁寧に書かれているからか、ラブ的なハラハラ感は薄いかも。結婚してもラブは朝チュンです。後半はヒロインの幸せな日々に加えて、ヒロインのメイドがメインのお話になります。
2024/12/27 22:21
丁寧に描かれているけれど
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MIKA - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヒーローとヒロインが心を通わせていく過程を丁寧に描いているお話。
前半は主人公ふたりのお話で後半はヒロインのメイドとヒーローの側近のお話。
丁寧に描かれているのは好感が持てるけれど、逆に言えば波風立たないのでやや退屈なのは否めない。
ヒーローが何でも叶えてしまう度量の設定なのがちょっと気になった。
レーベルやジャンル的には「何でも叶えてくれる彼氏」は合ってるんだろうけれど、あまりにスパダリ化してしまうとヒロインの自主性が欠如しがちなので。