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12件
がん消滅の罠
著者 岩木一麻
日本がんセンター呼吸器内科の医師・夏目は、生命保険会社に勤務する森川から、不正受給の可能性があると指摘を受けた。夏目から余命半年の宣告を受けた肺腺がん患者が、リビングニーズ特約で生前給付金三千万円を受け取った後も生存しており、それどころか、その後に病巣が綺麗に消え去っているというのだ。同様の保険支払いが四例立て続けに起きている。不審に感じた夏目は、変わり者の友人で、同じくがんセンター勤務の羽島とともに、調査を始める。一方、がんを患った有力者たちから支持を受けていたのは、夏目の恩師・西條が理事長を務める湾岸医療センター病院だった。その病院は、がんの早期発見・治療を得意とし、もし再発した場合もがんを完全寛解に導くという病院。がんが完全に消失完治するのか? いったい、がん治療の世界で何が起こっているのだろうか――。
がん消滅の罠 暗殺腫瘍の謎
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がん消滅の罠 1 完全寛解の謎
2018/05/05 20:20
がん、消滅してほしい。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
「最後の1ページで衝撃が!」という言葉に誘われて読んだが、最後のページまで一気に読みたくなる面白さがあった。最後のページにはあまりに衝撃を感じなかったので、少し残念だった。
がん消滅の罠 1 完全寛解の謎
2018/06/19 12:21
終わりが気持ちいい
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:CHANRIE - この投稿者のレビュー一覧を見る
医療ミステリー
専門用語がたくさん出てきて読むのに時間かかった。
現実にありそうでなさそうな微妙なラインがおもしろかった。
最後の一行でえっ!?ってなった。
読み終わった後ちょっと戻って読み返したくなるやつ。
人間は神にはなれない。
いい人に見える人っていい人なんかな、人間って、あぁ~こわい。
がん消滅の罠 1 完全寛解の謎
2018/06/30 15:58
スラスラ読み進めます
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テラスのビー - この投稿者のレビュー一覧を見る
医学的な視点からのトリッキーな内容ではありますが、のめり込む様に読み進められます。
いつも一度読みで終わりですが、こちらは2回目読みで咀嚼した感があります。
作者の次作が楽しみです。