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53件
ACCA13区監察課
著者 著者:オノ・ナツメ
13区に分かれた世界にある、巨大統一組織ACCA(アッカ)。ACCA本部の監察課副課長ジーン・オータスは「もらいタバコのジーン」の異名を持つ、組織きっての食えない男。そんなジーンに起こる異変、謎の影…。世界の陰謀が、ジーンを絡め取ろうと動き出す――!! 属さず従い、あくまで洒脱に…オノ・ナツメが描く、組織に生きる男たちの“粋”様(いきざま)。
ACCA13区監察課6巻
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ACCA13区監察課 1
2016/06/22 23:10
もらいタバコのジーン
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:柚 - この投稿者のレビュー一覧を見る
平和なドーワー王国(地方自治制)には独自の文化を築く13の区がある。
国にはACCAという警察局、消防局、医療局などが名を連ねる巨大統一組織があり、
監察局は各支部に本部局員を駐在させ、さらに上役が不定期に視察に回っている。
その視察に回る男が監察課副課長である主人公のジーン。
ジーンはやる気があるのかないのか、監察課の廃止論があがってもどこ吹く風。
高価で一般庶民は買えないようなタバコは、各地を回るついでに頼まれる様々な営業(自販機の導入など)の対価にもらうような男。
ついた二つ名が”もらいタバコのジーン”。
いい加減なように見えて、情に流されずに不正に気付いて監察局の存続に貢献したり、
誤解から妬まれ、嫌がらせを受けそうになってもひらりとかわしたり、とらえどころがない。
そんなところを不審に思われたのか、クーデター計画に加担していると上層部に疑われ・・・。
と、まとめてみると堅苦しくなってしまいましたが、もっとゆるゆる~っと展開しています。
1巻だけでは合う合わないは分からない…かも。
私は4巻まで一気読みして、続きも購入することを決めました!
ACCA13区監察課 1
2022/06/12 18:02
華があるというのはないが面白い
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミケランジェロ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルの通り。
アクションなどは多くなく、会話での展開が中心となる。
6巻までで完結。一つの作品としてのまとまりがしっかりとしているため評価を下すのは読み切ってからのほうがいいだろう。
アニメをニコ生で定期的に一挙放送するが、一部カットされているところがあるため、漫画で読むのがおすすめ
また、p.s.、外伝 ポーラとミシェルを読むとより深く味わえる。こちらもおすすめ。
惜しむべきは、この作品を外伝まで含めて現在読むことはかなり難しい(探す必要あり)ことである。
追伸 飲食物の登場が多い。お腹がすくので注意
2021/06/05 00:58
もらいタバコのジーン
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ao - この投稿者のレビュー一覧を見る
13の自治区によって成り立つ安寧が築かれて長い平和な国で、中央議会と切り離された独自の巨大統一組織・ACCA。各区のACCAの業務を監査するACCA本部監察課副課長で『もらいタバコのジーン』の通り名で知られるジーンは、つかみどころのないミステリアスな男。ある日、上司の指示で例年と異なる過密スケジュールで各支部の視察に廻ることになったジーンは、知らぬ内に国を揺るがす陰謀へと巻き込まれていく。絵や台詞などに雰囲気があり、悠然としたジーンの謎めいた感じが素敵です。食べ物がちらほら出てくるので、読んでいると無性にお腹が空いてきます(笑)