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四月怪談
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四月怪談
2002/06/29 13:37
映画化もされた作品
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:サトー - この投稿者のレビュー一覧を見る
不慮の事故で死んで霊となった少女・初子。霊になった自覚のない初子は、何十年も自分の肉体を探して宙をさまよう岩井弦之丞の霊に諭されるが生き返ろうという気にならない。霊のまま現世を浮遊していろんなことを知ってしまう初子は、弦之丞と別れるが…?
表題作他6編を収録。
自分が死んでいたら…なんて考えてしまうファンタジックなお話。人に必要とされることの力強さを感じました。
実に、胸にしみる話。
四月怪談
2016/07/04 21:08
やっぱり大島弓子。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:鶴 - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵がとっても可愛い時期でもある。それに、ふぁんたじー。ひらがなで書くのよ、ふぁんたじー、って。時折入る言葉に胸がじんとするんだ。
四月怪談
2002/07/30 21:51
「死」をテーマにした佳編
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しょいかごねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻のテーマは「死」だろうか。それにしては心安らぐ佳編が多い。特に「四月怪談」は名作。なんだ、少女マンガの展開じゃないか、と頭では思っているのだけれど、つい涙が出てきてしまいます。
「金髪の草原」は僕の最も好きな作品の一つ。人生をまさに終えんとして、実はちょっとボケ始めている老人と、バイトの女の子の話です。自分でも何がいいのかよくわからないが、人生の長さも幸福の短さも、楽しかったことも苦しかったことも、すべて超越して昇華してしまうような、なんともいえない安らぎ、これまた涙してしまいます。すばらしいね。