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111件
青野くんに触りたいから死にたい
著者 椎名うみ(著)
君に触れるなら、死んでもいいよ。これがわたしの愛なんだ。アフタヌーン公式サイト「モアイ」掲載の1話が300000PV突破!話題の「青野くん」がついに単行本化!天然少女・優里ちゃんと、その彼氏・青野くん。ごく普通のお付き合いをしていたふたりだが、ある日突然、青野くんが「いなくなって」しまう……。絶対に結ばれないし、触れ合えないふたりの、でたらめで切実すぎるラブ・ストーリー。
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青野くんに触りたいから死にたい(12)
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2019/06/06 00:06
一気読み
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あまね - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホラー耐性が限りなく低い私ですが、ビビりつつもページをめくる手が止まりません。それくらい面白いです。子供の頃に手の隙間から心霊番組を見ていた懐かしさを思い出す、そんな読書体験でした。
最初はオカルト系ギャグ?という印象でしたが、読み進めるうちにちゃんとホラーが忍び寄ってきます。ストーリーの展開も、遊びはありつつ無駄がなく、要所要所で読者にひっかかりや違和感を残していく作りが非常に面白いです。
主人公である優里と青野くんはもちろん、脇を固めるキャラクターも素晴らしい。ギャグシーンの会話など、シュールさが光っていて好きです。
そして地に足がついた(?)ポップで健康的なエロさ。女性読者としては、可愛らしくもきちんと優里に主体性を持たせた関係が好ましいです。
2017/12/01 12:00
チロン
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
死んでしまった好きな人に、もし幽霊として会えたら…それはどんな現実だろう?がリアルに描かれてる作品です。
きかっけはとても単純で、出会って付き合う2人。
死んでも、青野くんに会えないの?
悲痛な主人公の声が聞こえてきそう。
ただのメンヘラ、ぼっちの女の子の漫画じゃないです。
よく、構成されていて、表情や間の使い方、登場人物の魅力、ストーリーとテーマ、全てにおいて、心揺さぶる作品です。
青野くんに触りたいから死にたい 11 (アフタヌーン)
2023/11/26 12:49
乾いて固まった悲しみをふやかし戻すマンガ
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:幸三 - この投稿者のレビュー一覧を見る
第9巻と同じように厚めで、ページ数が多めです。
水族館での出来事を、青野君の回想から語れていて、あの時こうだったのかと合点がいいきました。
つい面白さから手に取って読み返してしまうのですが、きちんと気持ちが沈んで、心身に不調を感じるので、奥の方へしまいました。
まだ青野君が小学生のころの回想の中でお母さんが印象深いんですよね、変わらない家庭のままならば、理想の奥さんとして、不揃いな餃子やレシピ通りなのに焦げたチーズケーキとか作って家の中を賑わせていたんだろうなぁと、そうはならなかった現実に打ちのめされます。取り返しのつかないことは後戻りできないのだなあと思うばかりです、

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