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7件
かぶく者
著者 たなか亜希夫(著) , デビッド・宮原(原作)
舞台上の役者心理や、目に見えぬ芸の深奥までも言語化&視覚化!
話題騒然の歌舞伎漫画!
かぶく快感! 「かぶく」とは、歌舞伎役者がご見物(観客)の心をつかみ、意のままに揺さぶる事をいう。それは無上の快感なのだ!面白がらせりゃ、勝ちだよな?見る者を「かぶく」天才・新九郎(しんくろう)が、 伝統と格式の歌舞伎界に殴り込み! 伝統も格式も関係ない、ただご見物(観客)を”かぶく”のみ!駆け出し役者の市坂新九郎、新宿でのストリート歌舞伎を手始めに芸の道をわがまま気ままに突き進む!!
かぶく者(8)<完>
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かぶく者 1 (モーニングKC)
2010/06/16 18:20
歌舞伎をぶっ壊す!?下っ端役者・市坂新九郎の乱
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オクー - この投稿者のレビュー一覧を見る
歌舞伎を題材にしたコミック「かぶく者」、「モーニング」で連載中
で単行本は7巻が出たばかりだが、いやいやこれはおもしろい。僕もけ
っこう歌舞伎好きなのだが、違和感なく楽しめるし、何より主人公のキ
ャラがぶっ飛んでいる。まさに腰パンはいてるような若者、自由奔放で
傍若無人、しかし、可愛げがあって憎めない。そんな男が伝統芸能であ
る歌舞伎の世界に反旗を翻したのだ。
男の名は市坂新九郎。名題下という下っ端役者。最初の登場シーンか
ら度肝を抜かれる。新宿の雑踏の中でのストリート歌舞伎だ!いやはや
スゴい。異端児とも言うべきこの役者に手を差し伸べるのは玉三郎を彷
彿させる芳沢恋四郎という女形。そして、ライバルになる御曹司たち。
もちろん新九郎を潰そうとする老練な役者たちもいる。「籠釣瓶」「連
獅子」「四谷怪談」など名作の舞台上で繰り広げられる芸と芸の対決、
伝統と革新のせめぎあい。新九郎は歌舞伎をぶっ壊せるのか?物語はま
だまだ序盤。最後の幕が降りるまでこの男から目が離せない!!
ブログ「声が聞こえたら、きっと探しに行くから」より
かぶく者 2 (モーニングKC)
2018/07/06 17:08
生島
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
新九郎のご先祖が生島新五郎と明かされます。なるほどなー。
芳沢恋四郎のモデルは間違いなく玉三郎ですね。
かぶく者 1 (モーニングKC)
2018/07/06 17:03
天才と努力家
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
後ろ盾のない天才肌の役者と大名代の後継で努力家という対照的な二人。
歌舞伎になじみのない人でも読みやすいです。