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劇光仮面 新着
著者 山口貴由(著)
これは星をつなぐ者たちの物語である。
僕は何者でもない。僕は器に過ぎない。――それこそが僕の強さだ。
そんな想いを胸に秘め、29歳の青年、実相寺二矢はアルバイトで日々を暮らす。
舞台は「現代」、テーマは「特撮」、主人公は“何者にもあらず”!?!?
『シグルイ』『覚悟のススメ』の鬼才、完全新境地の最新作!
我々は山口貴由の本当の才能をまだ知らなかった。
劇光仮面 1
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電子書籍劇光仮面 2
2023/08/28 17:21
特美研の現役時代
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:R - この投稿者のレビュー一覧を見る
特美研の当時の活動内容が常軌を逸していており迫力満点です。皆熱い情熱を持っていますが実相寺は主人公なだけあって情熱的というより狂気的なレベル。
終盤は何やら不穏な展開を醸し出して終わったので3巻がどんな展開を迎えるか楽しみです。
紙の本劇光仮面 2 (BIG SUPERIOR COMICS SPECIAL)
2022/11/01 04:07
強そうに見える、ではなく
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キッシ― - この投稿者のレビュー一覧を見る
実際に強いヒーローになる
ための、特殊スーツの加工
描写が凄い!
強化○○風の、「素材を
普通じゃない強さにしたから
強いんだ」といった、読者を
お約束〜作品の都合に
付き合わせる形にしない
のが良かった。
紙の本劇光仮面 3 (BIG SUPERIOR COMICS SPECIAL)
2024/02/09 22:24
特殊な順番で読むことになったコミック
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:幸三 - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず一巻を発売当時に買いました、そうして表紙を眺めながら積んでいたら、2巻が出て帯にこのマンガがすごい!に選ばれました、とありました。少し気持ちが盛り下がってしまったんですね、著者が山口貴由ですからスゴいと決まっているんですよ。だから買いそびれてしまって、4巻が出版される頃に第一巻を読んで、大いに後悔して4巻を買い、すぐに読んで、作品の興奮が体に馴染んできた頃に、やっと2巻を買い、そうして最後に3巻を買いました。1→4→2→3と読みました、それでも買って読めば良い意味で予想を裏切られる喜びを楽しみました。
著者のシグルイも覚悟のススメも悟空道も蛮勇引力も全部おもしろくて大好きだから、当然に劇光仮面も面白かったです。その期待感が空回りするのが怖くて第一巻を読むまで時間がかかったのですね。
表紙のオトコがカッコイイんですよね、在りたい理想と足らない現実を差し引いても、有り余る能力が、もしそういう人物として生まれていたら、と空想します。あれだけ優れた部分を持つと夢中になれる何かを若いうちに見つけれたのか自信はないですね。
いわゆる特撮への情熱が作品の描写からほとばしっていて、サーカスのようなアクロバチックなアクションや精巧な着ぐるみとコスチュームでしか捉えていなかった特撮の楽しみ方を知ることができました。
前の巻から現れてきた違和感が、現実として襲い掛かってきます、特殊な順序で読んでしまったから、行く末を知っていたのですが、読んでいて驚きました。社会人の心配りが、ただ無軌道に逸れてしまいかねない活動を良識の枠に呼び戻してくれていました。そして、先に大人になってしまった同い年の友だちとの空いていく距離のさみしさを思い出しました、ただ人として成長しただけなのに、置いていかれている焦りみたいなのがあるんですよね。
良い漫画なのでオススメです!
紙の本劇光仮面 4 (BIG SUPERIOR COMICS SPECIAL)
2023/11/12 23:10
ヒーローの活躍は、これからだ!(待て次巻)
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
前の巻までは、現代に特撮ヒーロースーツを真面目に作って自警団をしているヒーローオタクの哀しさを描いているのかと。(そんなエピソードばっかりだったもので)
しかし、違った!!(それも文学的で良かったが)
ついに怪人登場!!
主人公は消滅した戦友のことを思い、怪現象にときめく自分を反省しながらもワクワクがとまらない模様。それは読者も同じ。
これからが山口漫画の本領!!のはず!!
弾ける巨大ウニ、腕を炙る女学生、皮を脱ぐ巨漢、今まで普通の(?)社会だったこの漫画、いったいこれからどうなるのか?!次巻が待ち遠しい!!!
ところで、この巻の「赤裸々に語る」を紙の上で具現化してしまったシーンについて。
山口先生はきっと「マンガを描く」という事は自らの思想、思考、嗜好を晒すことであり、読者に対して常に真っ裸になっているような気持ちで描いてくてているのかなあと、思った次第。(なんだかありがたい。真剣に読まねば)
いつもやたらと常に実際は脱いでいないのに裸が出てくるのはそーゆーことかと理解が深まりました(誤解?)
電子書籍劇光仮面 4
2023/11/03 18:06
特美の凄まじさの本領発揮
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:R - この投稿者のレビュー一覧を見る
3巻は謎の終わり方をしましたが4巻で物語が大きく動き出します。ここまで特美研のメンバーが只者ではないことが描かれていたのでこの巻の衝撃展開にも納得のいく流れ出した。4巻終盤の覚悟を決めた実相寺のシーンは必見
電子書籍劇光仮面 3
2023/08/28 20:43
ヒーローとは
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:R - この投稿者のレビュー一覧を見る
新キャラは決して褒められるような人物ではないが彼なりの流儀や思想がありヒーローとは何か改めて考えさせられた。
そして特美研メンバーは社会人になって一見落ち着いているが内に秘めている情熱は健在な所も魅力的。この巻も続きはどうなるんだ?という形で終わっているので次巻が楽しみです。
電子書籍劇光仮面 1
2022/07/23 00:28
何が始まるのか
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M77 - この投稿者のレビュー一覧を見る
何も始まっていないのに、何が始まるのかと怖くなる。異様な圧迫感を感じる作品。
中心人物だった切通の遺言で再会した大学の特撮サークルの元メンバー達。しかしフリーターの実相寺以外はあまり乗り気ではない。どうやら実相寺が在学中に何かやらかしたようで、それでも今も同じテンションで会話できるのだから皆どこかおかしいのかもしれない。
彼らがコスチュームプレイしていた劇光仮面は戦後の世に実在した。その怨念が実相寺の虚ろな内面にフィットし、何かが起きようとしている。
歴史改変物というか、現実が歪んでいるような読み味。
電子書籍【期間限定 試し読み増量版 閲覧期限2022年11月10日】劇光仮面 1
2022/11/06 10:13
変身
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこにゃんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
全く何の知識もない状態で読んだので、表紙の絵から戦隊モノかと思ってしまいましたが、特撮だったんですね。主人公の体の鍛え方とメンタル面の異常さが際立っていて、ドキドキします。
電子書籍【期間限定 無料お試し版 閲覧期限2023年4月10日】劇光仮面 1
2023/03/31 16:13
読み味
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヒグラシカナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
特撮関係の漫画好きです。
この作品特有の体温が感じられない感覚と
先が読めない何が起こるのかわからない様相が
良かったです。再会した元メンバーたちとこの先
どのような話の流れになるのか。
「空っぽ」と始まり、ときおりキーワードのように出てくるけれど
これがどうつながるのか。このあとも楽しみです。
電子書籍【期間限定 無料お試し版 閲覧期限2024年5月9日】劇光仮面 1
2024/05/03 13:49
劇光仮面
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりのひよこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
約290ページあるこのマンガ。
40ページも読まないうちに閉じました。
ページ稼ぎでしかない!無料版でよかった!と言うか、読んでる時間とダウンロードの時間が無駄になった…
個人的には嫌いです。
紙の本劇光仮面 1 (BIG SUPERIOR COMICS SPECIAL)
2022/06/30 23:27
現実に変身ヒーローとなるには如何に……?
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつも変身ヒーローが普通に登場してくる山口ワールドなのに、今回は現実世界のように、変身ヒーローは特撮番組のもの、という世界観。得意技を封じて新境地をめざしているという意気込みが伝わってくる。
主人公の苗字にリスペクトが現れている。(名前は……個人的にはリスペクトとすると印象が良くない)
現実に変身しようと思ったら、体系を変えたり、火器や刃物の使用に制限がかかり、とクリアすべき問題が山積。世間の目も冷たい……。
初期からのファンで掲載誌を購読している友から聞いたこの作品の評判は良くなかった。スローな展開なので、単行本でまとめてよんだほうがストーリーが分かりやすくて良かったのかも知れない。キャラはあまり可愛くない/格好良くない。覚悟とか散様とかツムグとか桃太郎卿、さっしー、レジイナ程には……。でも彼らほどくるってはいないな、確かに。現実ベースなのでキャラの美しさにも制限があるのか。
心の調子の良く無さそうな主人公の母親の突拍子もない(と常識ある人々には驚かれる)和装は、私の愛読書から、谷崎潤一郎の小説の登場人物のコーディネイトで一番好きな物の一つであったのが、嬉しいような悲しいような。雨の中、構造が不思議な草履カバーを付けていたのも印象的だったが、ヒーローの衣装を現実に着られそうな設定に考えている山口先生ならば草履カバーも画期的な防水仕様にちがいない。
2巻は9月ということで、早く読めそうなのを楽しみに待つ!
紙の本劇光仮面 2 (BIG SUPERIOR COMICS SPECIAL)
2023/12/06 00:10
伝説はこれから……
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻ではサークルメンバー紹介で終わったようなところがあり(しかも一人はもう亡くなっていた)何の話になるのかわかりにくかったところ、2巻で過去が語られ、謎めいた主人公の境遇が判明したので面白かった。
次巻ではこれからの話になるのか?
いや、1巻冒頭で亡くなっていたサークルメンバーについてか?
期待が高まる。高まる割にテンションの低い文書だけど、漫画自体落ち着いたテンション。背後にいつも帝国の非人道的兵器の歴史があるために暗い雰囲気なのだ…。
ところで、この漫画はコスチュームにこだわりがあるので見ていて楽しい。着ぐるみ、いや、そんな生易しいものではない、劇光服はちゃんと稼働領域とか材質とか考えてデザインされているのどろう。そのリアリティは画面からも伝わってくる。
個人的な興味は海軍の軍服である。この巻にはお偉いさんの冬もの(第一種軍装というやつだけど標準的に書く)、夏もの、少年兵の夏服が登場するので楽しい。少年兵のボタンの数を数えたり、ズボンのポケットの縫製をチェックするのは興味深い。
連合艦隊作戦参謀には参謀飾緒はないのだろうかとか、海軍将校の上着は短剣を吊るためにセンターベントではなくてサイドベンツのはずだろうから背中央のラインはベントではなくてアイロンの線なのだろうかとか(実際そういうプレスなのだ)、袖章が波打ってるのはここにアイロンの折山があるからだろうとか、そもそも歴史漫画ではないのだから歴史との違いを楽しむために歴史の(?)勉強も捗るという、特撮研究会もドン引きの領域で楽しい。