電子書籍
犬釘を撃て!
著者 著者:伊図透
エリオットは、盗難・破壊されたレールを施設及び保線する車両「エストリャル・フガス号」を取り仕切る男・ケニティの不正について調査することに。はみだし者たちに紛れ作業員として潜入したエリオットが目の当たりにしたのは、あまりに過酷な作業環境と、その現場をギリギリのところで捌くケニティの姿だった……。大陸を渡す唯一の遠距離移動手段である“鉄道”と、そこに関わる男達の壮絶なアクションドラマを、『銃座のウルナ』の伊図透が渾身の筆致で描き出す!
犬釘を撃て!
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
2020/12/31 16:35
濃いものを味わえる作品、映画を一本観る感じ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:y0a - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画を一本観る感じ。前半、語りが重厚でなかなかすっと読み進めない。鉄道敷設に命をかける男どもの、やさぐれた美意識というのか、深い職業観が伝わってくる。ま、生き方というヤツですね。
で、後半、それが国家や権力と軋轢を産み、どんどん矛盾を広げていく。そして最後は大活劇に。う〜ん、すごい構成力。
矛盾に満ちた世界で、人はどう生きていくのか。そういう大きなテーマが背景にあるんだと思う。
さらっとは読めないが、しっかり取り組めば濃いものを味わえる作品。
電子書籍犬釘を撃て!
2020/12/19 21:08
ちょっと
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
一部は結構好きな感じだったんだけど二部はなんか駆け足で説明が足りない感じ。
あとキャラクターの見分けがつきにくい。
バッキたちはいつコルホルトを撃つ気になったのかも不明だし。
いくら気に入らなくてもあんな事したら自分たちも死刑になるかもしれないのに。