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32件
ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論
著者 小林よしのり(著者)
メディアが報じない「不都合な真実」
――「新型コロナウイルス」と「季節性インフルエンザ」の感染者数と死者数
第1章 新型インフルエンザの顛末
第2章 日本ではコロナは恐くない
第3章 抑圧策から緩和策へ転じよ
第4章 データを無視する専門家
第5章 岡田晴恵・玉川徹は恐怖の伝道師
第6章 スウェーデンは成功している
第7章 5密会談
第8章 東京の抗体保有率0.1%
第9章 スウェーデンの死生観
第10章 お辞儀と清潔感の驚異
第11章 世界各国のコロナ対策事情
第12章 ウィルスとは進化の鍵だ
第13章 インカ帝国の滅亡
第14章 グローバリズムの失敗と権威主義
第15章 自由よりお上に従う日本人
第16章 経済のほうが命より重い
特別対談
木村盛世氏(元厚労省医系技官・医師)×小林よしのり
幸運にも「抑圧政策」を実行中にワクチンが開発されたとしても、
その間に社会や経済や文化がボロボロになってしまえば意味がない
特別講義
金塚彩乃氏(弁護士=第二東京弁護士会・フランス共和国弁護士=パリ弁護士会)
新型コロナウイルスとフランスの緊急事態法
~日本の「緊急事態宣言」とは何だったのか?
ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論総括編 コロナと敗戦/失敗の本質
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ゴーマニズム宣言SPECIALコロナ論 1
2021/09/15 19:46
末代までの恥
20人中、17人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:絶望詩人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
我々は、確実に末代までの恥となる状況に陥った。
間違った情報で恐怖を煽るマスコミと自称専門家
それを真に受ける大衆
そんな大衆に阿る政治家
これらの状況を打破するために、この漫画を読んで、コロナの実態を把握すると良いだろう。
ゴーマニズム宣言SPECIALコロナ論 1
2020/08/21 22:25
コロナとは何か。全国民必読の書
16人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:そうしこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
近くのショッピングセンターにこの本を探しに行ったのだが、なかなか見つからない。
未入荷かな、と検索してみたところ、「文芸 サブカル欄 在庫5冊」。
これが初版時の評価としたらずいぶんと残念な話です。
少なくとも私の見た範囲で、今までのどの関連本より説得力と実証に満ちています。
何より、脅威を煽り立てて視聴率を稼ぐマスコミのコメントを時系列にきちんと残しているのがいい。記録書としても価値があります。
コロナより恐るべきはインフルエンザと熱中症と、そして経済破綻であることに深く同意します。
反論が予想されるのは、最近クローズアップされた「後遺症」です。これに関する論証・実証は時間的な制約があり、次の課題でしょう。それにせよ少数例であることは間違いないのですが。
私は、個人的に著者の「脱正義論」「戦争論」「台湾論」を全国民必読の書と位置付けておりますが、本作はそれに並ぶ、いや社会的必要性はそれ以上でしょう。
さて、マスコミはいつまでこの本を無視できるかな。
ゴーマニズム宣言SPECIALコロナ論 2
2020/12/18 20:52
ただの解説本とは一線を画する唯一無二の書
11人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ま - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は新型コロナの解説本ではない。
本書は情緒だけに訴える主張系の本でもない。
TVでは出ない質の高い思考が、漫画という日本人に合った媒体で届けられる。
今後は、本書の知識・思考を前提とできる人間か、そうでない人間で大きく分かれていくだろう。
著者の主張に賛同するかどうかは読んで決めればいいが、読んでなければ議論の土台にすら上がれないだろう。
小林氏の代表作『戦争論』は図書館に最も置かれている漫画だそうだが、本書がそうなることは間違いない。
最終章は圧巻。
このスケールで新型コロナを語れる者が一体どこにいるというのか!