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3件
生活保護特区を出よ。
著者 まどめクレテック
1945年、大きな戦争により荒廃した日本は福祉と治安維持のため二つの政策を行った。
一つは東京を復興し「新都トーキョー」をつくること。
もう一つは、能力不振や病気、障害等により自立困難な者に国が衣食住、生活を保障する「生活保護特区」(俗称マントラアーヤ)を制定すること。
2018年、トーキョーの中流家庭で育った高校生のフーカは、落ちこぼれながらも平凡な日常を送っていた。
ところがある日、彼女の元に「特区通知」が届く。この国で何となく生き、何となく幸せになれると思い込んでいた彼女にとって、それは青天の霹靂だった――
突如、生活保護特区に単身移住することになったフーカは、その想像を絶する状況に戸惑い、困惑する。
そして居住者たちとの共同生活が彼女を思いがけない道へ誘い込み……
生活保護特区を出よ。(4)
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2025/04/03 00:42
「バカにすんなよーっっっ!!!!」
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mucor - この投稿者のレビュー一覧を見る
「このままだと大きな力にじわじわ轢き潰される」
「なんとかして 小さな力でも抗うしかない」
世の中の不寛容はどうにかならないものか
2025/04/03 00:31
抑圧と抵抗
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mucor - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでいると社会の不寛容や自己責任論への違和感、怒りを抱きながら一方でそれを内面化している自分を見つける。また、結局何も知らず、行動を起こさない自分の軽薄さも。このような漫画がもっと広まってほしいし、読まれるべきだと思う。
2024/11/27 12:19
前巻が
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キッシ― - この投稿者のレビュー一覧を見る
1、2巻目と違って、文化
人類学的な目線(共同体の
描写が変わったわけではない
)寄りになった気がしていた
が、この巻では、生きづらさ
を抱える人描写に重きを
おいてる感じに戻った。