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1件
ゾンビ屋れい子
著者 著作:三家本礼
平和な白池町に連続29人幼女殺し事件が! 町が血にまみれ、闇におおわれた時、稲妻切り裂く闇をぬい、やってきたのは、無敵のゾンビ屋セーラー服と赤い長靴(ブーツ)の姫園れい子!!
ゾンビ屋れい子 11巻
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ゾンビ屋れい子 1
2003/03/24 19:56
少女マンガ版ジョジョ?いやもっと面白い!
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sakura - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゾンビ屋(ひととき死体を蘇らせる術によって、死因を解明し、また死者の残した思いを伝える)を生業とする女子高生姫園れい子。高額の報酬と引き換えに、れい子の唱える呪文が響き渡る!
一巻は主人公がさまざまな事件に関わっていくオムニバス形式。腐臭漂う屋敷に呼ばれ、娘が自殺した本当の理由を探る第一話から、のちのれい子に深くつながりを持つ事になる「百合川サキ」との出会いまでを収録している。見れば見るほど守銭奴で、決して紋切り型の善人ではないれい子の活躍、そして物語の意外な展開。よく言えば現代的なヒロイン像が、妙な新鮮さと深みまでを味あわせてくれる。
某少年漫画のパクりと評価されがちだが、マイナー誌で連載されている分、表現の自由さが感じられる。デスメタルやホラー映画好きでもある作者の、随所にちりばめられたこだわり(もの真似ではなくパロディー)は、マニアでなくても「おっ」となるはず。