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5件
死者の書
時は八世紀半ば、平城京の都が栄えた頃。いずれ氏神に仕える者として、館の奥深くで育てられた藤原南家の娘――郎女は、ある年の春分の日の夕暮れ、荘厳な俤びとを、二上山の峰の間に見て、千部写経を発願する。一年後、千部を書き終えた郎女は、館から姿を消し、ひとり西へ向かう。郎女がたどり着いたのは、二上山のふもと、女人禁制の万法蔵院。結界破りの罪を贖うため、寺の庵に入れられた郎女は、そこで語り部の姥から、五十年前に謀反の罪で斬首された滋賀津彦と耳面刀自の話を聞かされるのだが――。第18回文化庁メディア芸術祭[マンガ部門]大賞「『五色の舟』(原作:津原泰水)」 受賞後第一作! 日本民俗学を築いた折口信夫の傑作小説を、初読四十年にしてついに漫画化。古代へと誘う魂の物語。
死者の書(下)
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死者の書 上 (BEAM COMIX)
2018/11/30 22:37
慈しみたい作品
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:シュパーゲル - この投稿者のレビュー一覧を見る
【上・下巻レビュー】中将姫伝説。
浮世離れして幻想的な物語でした。消え入るような近藤ようこの描く姫君が二上山に吸い込まれてしまいそうでこちらも心もとない気持ちになると同時に自然と神聖な思いにかられました。神に身を捧ぐ乙女たちはあちらでどのように過ごされているのでしょうか。慈しみたい作品でした。
死者の書 下 (BEAM COMIX)
2016/06/28 22:45
死者の書 下
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:南斗勉太 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ほんとうに手を合わせてしまいました。姫様美しいです。
2015/12/27 15:12
漫画になってくれてよかった
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
この内容、文章ではとてもじゃないけど理解するのは無理だったと思う
漫画になってくれてありがたい
近藤さんの絵はすごくあっている

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