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86件
ベルサイユのばら
著者 池田理代子
類を見ない大ブームを巻き起こし今なお世界中の人々を魅了してやまない不朽の名作!フランス宮廷-そこは世界一華やかで贅沢さを競い合うセレブたちの憩いの場。時は18世紀、若き皇太子妃として、オーストリア・ハプスブルグ家よりマリー・アントワネットが嫁いでくる。皇太子夫妻を護衛するのは、男装の麗人・オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェで…。華麗な登場人物に導かれながら、ベルサイユを舞台にした情感あふれるストーリー展開にあなたも夢中になるはず!!身分を超え求め合う‘愛’、どんな逆境にもくじけない‘愛’をご堪能ください!!(第1巻)
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閲覧期限:2025/06/09 23:59
ベルサイユのばら(9)
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2013/12/14 18:50
バスティーユ襲撃
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:弥生丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
アランたちを救出したのも束の間、オスカルはアントワネットから、王家の軍隊が続々と近づいていることを聞き、愕然とします。何のために、誰と戦うのか。隔たりができてしまったオスカルとアントワネット。フェルゼンへの想いを吐露し、どうして今の私の傍へ戻ってくれと言えようかと嘆くアントワネットに、オスカルは答えます。「フェルゼンは必ずアントワネット様の元に戻ります。そういう男です。」そして、これがオスカルとアントワネットの最後の対面となります。
オスカル率いるフランス衛兵隊にも、遂に出動命令が発令。民衆に銃を向けるのかと反発する兵士たちに、、オスカルは直接自分が指揮を執ると誓います。オスカルを信頼し、従うと約束する兵士たち。その夜、オスカルとアンドレは愛の誓いを交わします。
1789年7月13日、民衆に軍隊が発砲して暴動発生。オスカルは遂に過去と決別、フランス衛兵隊と共に民衆側に加勢します。戦闘の中、アンドレは敵の銃弾に倒れ還らぬ人に。
明けて1789年7月14日、バスティーユ牢獄が民衆に大砲を向けたことから、民衆によるバスティーユ襲撃開始。オスカルたちフランス衛兵隊も駆けつけ、戦闘は次第に民衆側の優勢に。銃弾が飛び交う中、オスカルもまた敵の弾を受け…。
1789年7月以降、長年に渡り、フランスでは多くの血が流されることになります。恐怖政治の残酷さを見ることなく、理想に燃え尽きたオスカルは、まだ幸せだったといえるでしょうか。
2013/12/03 21:07
アントワネットの最期
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:弥生丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりに読みました。
1789年のバスティーユ陥落から、テュイルリー宮監禁、ヴァレンヌ逃亡事件、フェルゼンとの最後の別れ、タンプル塔幽閉、ルイ16世処刑、アントワネット処刑と、すさまじい急落に息をのみます。
大人になってから読んでみると、昔読んだ時とは違うシーンに感動するのも新しい発見です。ルイ16世処刑前夜、愛のない政略結婚ではあったが、私はあの人を愛していた。これもまた愛であった、と祈り続けるアントワネットの姿に泣けました。
オスカルがバスティーユ攻撃で死なずに生き続け、国王一家の悲惨な運命を知ったら、命がけで助けようとしたのではないか…という想像も膨らみます。
何十年たっても感動が薄れない名作を生み出した池田理代子さん、非凡な方ですね。
2017/11/14 21:49
名作!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kokok - この投稿者のレビュー一覧を見る
人気のある漫画だとは知っていたものの、面白くて一気に最後まで読んでしまいました。永遠の名作だと思います。
オスカル様の生き方が素晴らしい!