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5件
モズ
著者 吉川景都(著者)
葬式あるところにこの人あり。民俗学教授・百舌一郎(通称モズ)は、お葬式とあらばどこへでも駆けつける変わり者。けれど行く先々で不可解な事件に巻き込まれ、やがてついたあだ名は“葬式探偵”! ある日、女学生のもとに届いた謎の白い布、差出人は死んだ母親…!? ニッポンの葬祭文化が、事件の謎を解き明かす! モズ&その助手・都。でこぼこ“迷”コンビが、今日も全国を駆け回ります!
モズ~葬式探偵の帰還~
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2018/06/23 04:44
深いです
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カメちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミステリーの要素のなかに、本当に詳しく地方毎の葬儀の風習が描かれていて、凄いです。幼い頃聞いた風習を思い出しました。
今は行われない、土葬の事も描かれているのに驚くばかりです。納棺の話にはちょっと引きました。
百舌先生の昔の因縁が関わり、新たな展開になっているので早く続気が読みたいです。
2018/06/16 20:03
ただのミステリーでは無いです
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カメちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学の民俗学の教授である百舌(もず)が、各地方(主に旧い慣習の残る地域)の、葬儀の裏に隠れた事件を解決するお話です。
百舌自身は、事件を解決するために行くのではなく、旧い慣習の葬儀を見たいからなのですが、葬儀を無事に執り行わせたい(スムーズに慣習通りの葬儀を見たいから)、
自分の興味の為に動くのですが、裏の事件も解決される。と云う、読み応えのあるお話です。
この方のお話は(鬼を飼う。の妖獸も、そうですが)、本当に話のキーとなる、葬儀の慣習がきちんと説明されているので、細かな知識の豊富さに、惚れてしまいます。
面白いので、続編を読む予定です。
2019/10/27 11:19
風習
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりのひよこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
風習
古からの伝統
しきたり
正直、面倒ですよね。田舎の、近所付き合い...とか。
でも、こう言う作品読むと風習とか伝統っておもしろいな。と、思いますね。