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ママはぽよぽよザウルスがお好き
著者 青沼貴子
5歳児のリュウと3歳児のアンは、まさに「ちっちゃな怪獣」の名にふさわしい、破壊魔&イタズラ王だった!子どもの恐るべき(笑える)生態を母の視点から描いた名作、昔読んだお母さんは、あのときのワンパクなわが子に再会でき、今まさに子育て中の方は、作者のダイナミックな子育て模様に、俄然、心が軽くなる!『ママはテンパリスト』で子育てマンガにはまった方、こちらもきっと、満足していただけます。
20歳は過ぎたけれど 『ママはぽよぽよザウルスがお好き』リュウ&アン成人編
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かわいいころを過ぎたら 『ママはぽよぽよザウルスがお好き』リュウの思春期ルポ
2010/10/22 05:05
かわいいころを過ぎた思春期の息子は…?嵐の思春期男子ルポ。
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:月乃春水 - この投稿者のレビュー一覧を見る
思春期男子のルポ!これはぜひ読んでみたいと手にとりました。
「母親には理解できない、異性である男の子の思春期」にスポットが当たっています。
『ママはぽよぽよザウルスがお好き』に登場したリュウくん、現在20歳。
嵐の思春期を振り返る子育てコミックエッセイ。
内容は
息子、今20歳
リュウとの蜜月期
ひとりで風呂に入る日
頭ン中はメシだらけ
男はだんまりんぼう
理解不能なファッションセンス
男の下着変遷
質より量!の男弁当
小遣いの使いみち
変声期は突然に
「かーさん」に至るまで
頭ン中はエロだらけ1~グラビア編~
頭ン中はエロだらけ2~PC編~
頭ン中はエロだらけ2~通販編~
男子高校生の1日
男のアルバイト
嵐の反抗期
兄のココロ、妹知らず
もしも彼女ができたなら
かわいいころを過ぎたら
タイトルだけでも「ほっほー…」となるほど納得、の声がもれてきそうです。
わが家は3兄弟で、男の子と母親の一対一ではなく分散状態なので、自立の様子を示しても(たとえば「オレ今日からひとりで風呂に入る」と宣言)涙ぐむことはになさそう…ですが、長男(11歳)が思春期に片足つっこんでいる(ようなときもある)状態。
なので、ちょっと先を想像したりして、かなりたのしく読めました。
こんなふうに自分のうちと比べたり、未来を想像してみたり、思春期の「嵐」が過ぎ去った人が読むのもおもしろいかと思います。
あとがきの結びは
「かわいいころを過ぎても、やっぱり息子はかわいいんです。」
いいおことばです!
ところで、この本が発売された時は入手できなかった『ママはぽよぽよザウルスがお好き』が再び復刊されたとか!( 1・2・3)
これはぜひ読むべし。
<ブログ> 産後の読書案内(本のことあれこれ)
夫とふたりでもうまく暮らすコツ 『ママはぽよぽよザウルスがお好き』ダーリンとのその後
2015/11/14 08:48
「夫とふたりでも」の題名が秀逸
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
かつてはラブラブだった二人も子供の巣立ちが近くなり、気が付けば生活習慣も考え方も違っていた。
ふと、「これからダーリンと二人の時間が増えるの!」と思うと考えてしまう。
「ふたりでも」という題名がすべてを語っていると思う。
ママはぽよぽよザウルスがお好き 1
2010/11/13 08:57
伝説の育児コミック復刊!本音の赤裸々体験談は読みごたえたっぷり。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:月乃春水 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1993年発行の伝説の育児コミックがふたたび復刊!
2003年復刊のものに加筆・修正を加え、リサイズ、再編成されたシリーズ1巻目です。
『かわいいころを過ぎたら』(リュウの思春期ルポ・ アン18歳 )を読んでこの『ママぽよ』を知った人も、当時読んで「なつかしい、もう一度」という人もいるかもしれません(わたしは前者です)。もちろんはじめて出会った、という人もいるでしょう。
収録作品のタイトルだけでも子育て中の人は「わかる!」と共感の嵐ではないでしょうか。これから子育て、という方は「えぇっ!?」…かも?
Prologue ぽよぽよザウルス─その生態
その1 男の子の育ち方
ACT1 男の子はイタイ
ACT2 男の子はアブナイ
その2 女の子の育ち方
ACT1 女の子はナマイキ
ACT2 女の子はワガママ
第1話 テーブルグチャグチャ戦争
第2話 ママだって遊びたい!
第3話 こんなハズじゃなかった!?
第4話 リュウのご入園
第5話 入園前の包茎手術
第6話 公園デビュー処世術
第7話 子連れ旅行記
第8話 上の子VS下の子
第9話 アン 地獄の旅巡り
第10話 ダーリンの実家
第11話 さすらいのリュウ
第12話 はじめてのお留守番
第13話 アンの関所
第14話 毎日ほえてます
第15話 遊園地のプロ
第16話 すじ金入り アンのジダンダ
第17話 ファイティング アン
第18話 地獄の寝かしつけ
第19話 おもちゃ回遊術
第20話 アン手伝い盛り
第21話 アンとリュウのお友だちづきあい
第22話 リュウのおけいこ
第23話 どうしてこんなに叱ってしまうのか?
第24話 子守りバトル
第25話 ハカイ王リュウ
第26話 ケンカ兄妹
第27話 人さらい?ダーリン
第28話 アンのパーマ
第29話 アンの発熱
第30話 荷作り大好き
第31話 プール大好き
第32話 おしゃぶり大好き
【2003年の青沼家】ぽよぽよザウルスがこんなに大きくなりました
【2010年の青沼家】描きおろし ママぽよRemenberその1
ずいぶん前に描かれたものにもかかわらず、古さを感じさせないのは、子どもや親の本質をとらえているからでしょうか?
子どもを取り巻く環境もいくぶんの変化はあっても、大きく変わってはいない、ということかもしれません。
「子どもってこういうものである」というような、大きな定義ではなく、
あくまで「うちの子、リュウとアン」、「ダーリンとわたし」、そして身近な友だち、「板橋マダムス」の状況、その考察、という体験談です。本音が満載!
そこが、読者の「そうそう、うちも!」「あぁこれはたいへん(わが家よりも)」「よかった、うちだけじゃないんだ」などの共感や安心感を巻き起こしたのではないかと思います。
巻頭はカラー、オレンジを基調にした2色刷り。「はみだし育児日記」も含めてびっちり描かれています。読みごたえたっぷり。
最近は育児エッセイやコミックも多様化しています。いろいろと読んでいる方も、未読ならばぜひ「元祖・赤裸々育児コミック」をどうぞ。
<ブログ> 産後の読書案内(本のことあれこれ)