金の斧 銀の斧
著者 火鳥
「さ、ご褒美をあげましょう」
木を伐採中に手からすっぽ抜けてしまった斧を探す半人前の木こり・キリコ。
飛んで行った方向を探すと、そこには土に埋まった女神の姿が。しかも頭には斧が刺さってしまっている……。
「今あなたが落としたのは――こちらの金の斧ですか? それとも銀の斧ですかあ……?」
ホラーさながらに問いかけてくる女神に対して、キリコが出した答えは……?
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