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バベルの設計士 完結
著者 芦藻彬(著)
4000年前のメソポタミアの地。
ハムラビ王から命じられた難業に挑む設計士たちの物語――。
紀元前18世紀、古代メソポタミアの地。バビロンの王、ハムラビは全土統一を果たしていた。そして彼は、久遠の国家繁栄を確たるものとするため「太陽に届く塔」の建設を命じる…。
武人の家に生まれた宮廷設計士のガガは、ハムラビ王からの命を受け、ノアの末裔で天才設計士と噂されるニムロデを探しにディルムンの地へと旅立つ。もしニムロデを王宮に連れてこられなければ、待ち受けるのは無情な刑罰のため、それは決死の覚悟を持っての出発だった…。
4000年前に栄華を極めた都市バビロンを舞台に、前代未聞の超難題に挑む天才設計士たちの歴史浪漫譚。
建築学科出身の理系作家が描く、緻密で壮大は歴史スペクタクル!!
バベルの設計士 (上)
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2021/12/31 20:34
古代の設計士の話
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:読書の冬 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ガガという古代の設計士を中心とした話です。
主人公普通にかっこいいですね。
ニムロデも見た目もキャラもとても好きなキャラです。
はちみつが好きなところとか共感しました。
2020/07/13 15:01
バベルの塔はどの様に作られていくのか?
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハンムラビ王から太陽に届く塔を建てる様、命じられた設計士のストーリー。
宮廷設計士であるガガは将軍の息子。
しかし、武力第一の父親からは役立たずと見なされ冷遇を受けており...
そんな中、ハンムラビ王から塔建設の命が下る。
神官長のナーシスは自分の手柄にしようとノアの方舟をつくったノアの子孫、ニムロデ召喚を進言する。
自ら連れに行こうとするナーシスだが、ハンムラビ王はガガにその任を命じ...
あくまでも自分の手柄にこだわるナーシス。 自分が一番の設計士だと思うガガ。
そして、そんなガガはニムロデに会い...
陰謀渦巻く宮中。
第一夫人のデボラは自らの欲望に忠実。
ナーシスは生臭坊主。
隣国のキシュ王エシュタルムティはバビロンを狙い...
ニムロデのお付き、ルーが唯一の癒しポイント。
戦争に突入するバビロン。
設計士は相手の武器の解析を行い、弱点を探る任も負っているが、ガガは城におらず...
下巻、戦争を経てバベルの塔はどの様に作られていくのか?
しかし、ニムロデ、王ではないんだ...
粗削りな描写。 好みは別れるかな?
2020/12/19 17:45
微妙なストーリー展開。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
微妙なストーリー展開。
期待していたほどストーリーは広がらず、サラッとなでで浅く終わった感じ。
天才的な設計士、ノアの末裔ニムロデと将軍の息子ながら設計士となったガガ。
ニムロデに劣等感と嫉妬を覚えるガガ。
そんなことはお構い無しのニムロデ。
キシュとの仮初めの同盟を結びバベルの塔建設を命じるハムラビ王。
裏では第一夫人デボラが暗躍。
キシュ王も色々と画策しているようで...
ルーは一生懸命に。
そこまでは良かったのですが、その後が...
色々と足りない感が。
登場人物たちの行動についても深さがない。
描きたかったのはガガの悟りなのか、建築への想いなのか。
結局、ニムロデは?
見るべき所はありましたが、もう一つ。