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7件
まことしやかに舞う花は
著者 束原さき
この気持ちは、誰にも知られてはならない。だからせめて、お前を想って踊ろう。――昭和十六年。留学帰りの御曹司・颯太朗には、ずっと気がかりだったことがあった。それは、子どもの頃、幼なじみで踊り手の春臣に「お前の踊りなんか嫌いだ」と言ってしまったこと。ちょっとした意地からだったが、あの時のことを謝ろうと春臣を訪ねるも、頑なに避けられてしまう。それには、別の理由があるようで……。好きな人と結ばれることが難しかった時代。必死に恋心を隠す、幼なじみ再会・恋愛譚。
まことしやかに舞う花は
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2020/07/07 08:13
綺麗でした
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めて読む作家さんでしたが画もお話もとても綺麗でした。
2022/10/04 19:48
秘するからこそ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みずき - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦争がなかったらあのまま心をうちあけ合わないままだったのだろうか…そう思うと…再会してからの穏やかな日常が、ほんとにとても大切で愛おしくて、泣けました。
そこにいる大切な人と、そこにあるだけの一瞬一瞬を大切に生きる。
とても素敵な物語でした。
2020/07/09 02:19
時代もの
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:匿名 - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者さん買いです。絵がとても綺麗で時代背景も描き込まれていて一気に引き込まれました。戦時中ということもあり、やっと心が近付いてきたと思ったら離れ離れで切なかったです。くっついてからのいちゃいちゃが少なかったので、もっと甘々な2人を読みたいです。