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71件
ギャラリーフェイク
著者 細野不二彦(著)
贋作専門の画廊「ギャラリ-フェイク」のオ-ナ-・藤田玲司のもとに、衆議院議員の梶がモネの「つみわら」の真作を売ってほしいと商談を持ちかけた。フジタは贋作だけではなく、裏では美術品のブラックマ-ケットに通じ、盗品や美術館の横流し品を取り引きしていることを知ってのことだった…。美術界を舞台に繰り広げられる、芸術をめぐるミステリー!!
ギャラリーフェイク 39
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ギャラリーフェイク 1 (ビッグコミックス)
2001/03/31 16:54
美術と人間
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tomo - この投稿者のレビュー一覧を見る
この漫画には何度泣かされたか分からない。これは美術作品から得られる感動とは違うのだろう。
日本人は芸術作品に魅せられることをあまり正直に口に出さない。感動を伝えずに何を伝え合えば良いのだろうか。
主人公「藤田」は誰よりも美術を愛する「芸術家」である。決して表舞台では活躍できない人間ではあるが、表舞台が「良い場所」であるとは限らない。
私も素直に感動し、素直に生きていきたい。
ギャラリーフェイク 35 (ビッグコミックス)
2020/12/27 06:55
タイムリーな時事ネタ絡めて。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アンリルソー - この投稿者のレビュー一覧を見る
一旦定期連載が終わり、32巻の初版が2005年。
それから15年かけて35巻目というのは、感慨深いです。
今回はトランプ大統領もどき、香港動乱、新型コロナ、
もはやゴルゴ13のごとく、時空を超えた作品になってきた
ように感じます。
藤田とサラちゃん、三田村さんとの関係は相変わらずで
聞きなれた音楽のような常連感を持って読んでます。
ギャラリーフェイク 34 (ビッグコミックス)
2018/10/28 21:22
もっともっと読みたい!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雲絶間姫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
数年前に大人買いをして32巻読みました。これで終わりなんて寂しいじゃないのと思っていたら、33巻が発行され震災への鎮魂の内容に心打たれました。
最新刊もカラバッジョから日本美術まで、しっかり調査の上に成り立ったプロットの面白さに一気に読んでしまいました。続編を心よりお待ちしております。