ヴィクトリアン・ローズ・テーラー13 恋のドレスと約束の手紙
『薔薇色(ローズ・カラーズ)』の仕立人クリスは、青年貴族シャーロックとの恋をゆっくりと育てていた。だがある日『薔薇色』に謎の男ギルレイが現れ、シリルという女性のドレスを注...
ヴィクトリアン・ローズ・テーラー13 恋のドレスと約束の手紙
商品説明
『薔薇色(ローズ・カラーズ)』の仕立人クリスは、青年貴族シャーロックとの恋をゆっくりと育てていた。だがある日『薔薇色』に謎の男ギルレイが現れ、シリルという女性のドレスを注文する。クリスは採寸のためひとりでロンドンを訪れるが、指定されたのはかつての『薔薇色』があった場所のすぐ近くだった。女優だというシリルに振り回されるうち、闇のドレスに近づいていくクリス。シャーロックも闇のドレスの真相を追って…!?
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はー
2023/01/06 22:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
ついに闇のドレス軍団笑との対決に近いことになりましたね。
シリルにはムカついたけどとにかく最後はパメラとやりとりするようになってなんか悪友みたいな感じで面白かった
ヴィクトリア朝時代の英国という設定には魔力でもあるんだろうか?
2008/09/05 01:01
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りん - この投稿者のレビュー一覧を見る
私はどうもヴィクトリア朝時代の英国が舞台になった漫画や小説に惹かれるらしい・・ドレスも建築様式も、生活様式も産業も実に興味深い時代です。
本作のタイトルにある「恋のドレス」という言葉には微妙に抵抗感があったものの、「ヴィクトリアン・ローズ・テーラー」というシリーズ名に惹かれてはじめて購入したのが、シリーズ7作目「恋のドレスと運命の輪」でした。本作はそのシリーズ最新刊です。
主人公の営む仕立て屋「薔薇色(ローズカラーズ)」に偶然妹のドレスを頼みにやってきた青年貴族と主人公が、いろんな事件を通して交流してゆくうちに恋に落ちるという設定は、ありがちといえばありがちな身分違いの恋ですが、この時代、労働者階級のミス・クリスティン(クリス)と名門貴族のシャーロックでは正式に結婚する可能性は限りなくゼロ。
それでも、二人はシリーズを重ねるごとにお互いを想う気持ちを育ててゆき、最新刊では恋人という関係になった二人の交流が描かれています。
恋人とは言っても、公にできる恋でもなく、二人がかわす恋文がお互いの性格を反映していて、思わず微笑みたくなります。
クリス自身の過去が十数冊のシリーズの中でほとんど明かされていなかったことを考えると、これからひと波乱あるんじゃないかと、期待させてくれる展開でした。
最後はハッピーエンドになって欲しいけど、どうなんだろう
恋のために王位を捨てたウィンザー公・エドワード8世はヴィクトリア女王のひ孫(たぶん)だったけど、シャーロックはクリスのために公爵家を捨て・・られないだろーなー。というかそういうタイプじゃない気がする。
周りの個性的なキャラも魅力的で、個人的には医者のイアン先生の「のほほん」とした雰囲気がお気に入りです。
そういえば新しくできたディズニーランドホテルもヴィクトリア朝様式とか。泊まりたいけど高い・・・