- 販売開始日: 2011/01/19
- 出版社: 徳間書店(Chara)
- レーベル: キャラ文庫
- ISBN:978-4-19-900205-2
甘い断罪
この再会は本当に偶然なのか…? 化粧品会社に勤める俊哉(しゅんや)の前に現れた、営業マン・秋吉(あきよし)。密かに憧れていた同級生の秋吉を、高校時代の俊哉はひどく傷つけた...
甘い断罪
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商品説明
この再会は本当に偶然なのか…? 化粧品会社に勤める俊哉(しゅんや)の前に現れた、営業マン・秋吉(あきよし)。密かに憧れていた同級生の秋吉を、高校時代の俊哉はひどく傷つけたことがあったのだ。冷静でエリート然とした秋吉だが、二人きりになると態度を豹変させた。「十年前の罪を身体で償ってもらおう」狂おしく求めてくる秋吉の執着は“復讐”のため――。けれどなぜか時折、その指先は優しくて…? 十年間閉じこめてきた、熱い想い…。アダルト・ラブ。 ※電子版には、紙版に収録されている挿絵は収録されていません。
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本領発揮
2002/07/18 01:43
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hina - この投稿者のレビュー一覧を見る
甘くて優しくてかわいいだけじゃない、鹿住さんの本領発揮です。
ちょっとキチク(「鬼畜」じゃなくて「キチク」な感じ)入ってる、「愛のあるムリヤリ」系です。
そしてラストは当然! 鹿住さんらしい、優しくてかわいくてあったかい、ハッピーエンド。
安心して読んでください。安心してひたってください。
どきどきわくわく(?)しながら、あっという間に最後まで読めてしまいます。
再会がもたらしたつぐないと恋
2002/02/25 13:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くく - この投稿者のレビュー一覧を見る
この再会は偶然なのか? 化粧品会社に勤める俊哉の前に現れた、営業マンの秋吉。密かに憧れていた同級生の秋吉を、高校時代に酷く傷つけたことがあった。冷静でエリート然とした秋吉だが二人きりになると態度を豹変させ、10年前の罪の償いを身体で償ってもらおうと求めてきた。★評★身体を重ねても伝わらない思いが苦しく感じる。長い間秘めてきた思いと罪悪感が二人の先を阻むのだ。やっと両思いと思ったら、後半は横恋慕するライバルも登場して、二人の絆の強さをより強くしてくれる。大人たちの不器用な恋をどうぞ!
好きなのに傷つけてしまう不器用さはよかったけれど。
2002/02/19 09:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kaede - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校時代からの友人に未だお姫様状態に扱われているような俊哉と、力がありながら、でも優等生でエリート街道を歩いてきたわけでもなかった秋吉。自分を責める俊哉の弱みにつけ込むような行動を取りつつ、それだけじゃない面も見え隠れする秋吉の行動。俊哉に優しくするそぶりは勿論、素直な俊哉の予想外の行動に少し慌てるようなそぶりも、酷い奴のはずの秋吉というキャラに惹きつけられる。
前作、「囚われた欲望」の路線で書かれたらしい、この作品。好きなのに酷くしてしまう、優しくしたいのに傷つけてしまう、そんな屈折した想いが描かれ、前半はいいかなぁと思って読んでいたのだけれど、肝心な、二人の想いが通じ合う場面がサラーっと流されていてガッカリ。
後半は想いが通じ合ってからのその後の二人の話しで、警戒心のない俊哉に、秋吉とすれ違いそうになってしまうもの。あまりに甘チャンな(受)キャラに(攻)キャラがせっかく心配するのに、「脇キャラさんはいい人なのに、そんなこと言う(攻)キャラの方が酷い!」、なんていって喧嘩してしまうようなやりとりは私的に嫌いなので、一応、雨降って地固まる、みたいな、こういう波乱が二人の仲を一歩前進させた、というように、まとまりよく書かれてはいたけれど、私的には好きな話ではなかった。
甘い断罪
2001/12/22 11:07
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
化粧品会社に勤める俊哉の忘れられない過去—それは高校時代の同級生・秋吉をひどく傷付けたことだった。ところがその秋吉が取引先の営業マンとして現われ、唖然とする俊哉。秋吉は二人きりになると、「過去の罪は体で払ってもらう」と迫ってきたのだ——。
でも、ちょっとご都合主義かも?
2002/06/14 20:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ダイア - この投稿者のレビュー一覧を見る
鹿住槇先生の作品は、私はどれも結構好きです。不器用で切ない、痛い系(でも、絶対ハッピーエンド)のお話を描くのが、すごく上手なんですよね。今作もそんな感じのお話です。
過去に心を傷つけてしまった相手を、社会人になった今でも忘れることが出来ない主人公・俊哉。実際自分は加わらなかったまでも、イジメを見ぬふりをして、ついに相手を退学にまで追い込んでしまったことを後悔しつづけていました。そんな彼の前に、偶然その相手・秋吉が現れます。時を同じくして、かつて秋吉をイジメていたメンバー達が襲われ始めて…。
この再会は、本当に偶然なのだろうか? それとも、これは過去の復讐…。思い悩む俊哉に、秋吉は告げます。「10年前の罪を身体で償ってもらおう」と…。
読み終えての感想。うーん。決して嫌いじゃないのですが、展開がちょっとご都合主義かなぁと思いました。とりあえず、罪の代償にいきなり身体(しかも男同士)を要求するとは(笑)
全体としては、鹿住先生らしい作品で最後はハッピーエンドだし、面白かったですけどねー♪
断罪なのかな?
2002/07/31 23:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こと - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校時代からの友達、福山が誰かに脅迫を受けていた。そんなおりに、高校時代に密かに憧れていた秋吉が、営業マンとして化粧品会社に勤める俊哉の前に現れた。この再会は偶然なのだろうか・・・。
俊哉がどんどん頭の中で勝手に話を解釈し始めて、オイオイと突っ込みたくなる事数回。かなり突っ走る主人公でした。その分なんだか秋吉が可愛いく思えました(攻めに可愛いって言っていいんでしょうか・・・)
学園モノが多い鹿住先生なので珍しい感じですが、そんなに違和感はなかったですね。最後もラブラブで良い感じでした。
必ずと言っていいほどハッピーエンドで終わる作家さんなので、安心して読めるのが魅力です。
これは贖罪…?
2002/07/07 05:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヒメ - この投稿者のレビュー一覧を見る
明るくて元気なお話が多い鹿住先生には珍しく、シリアス系の作品。しかも、登場人物は社会人で、年齢も高め。つまり大人がする、大人なレンアイって感じでしょうか。
条件をのむ代わりに、体を要求なんて展開からして、かなりキチクな内容かと思ったら、意外にもそうでもなかったです。多分、ムリヤリ関係を迫った秋吉が、いかにも実は俊哉が好き!!って感じだったからですね。普通こういう場合の攻めって、めっちゃ乱暴じゃないですか。それが、秋吉の場合、そうじゃないんですよね。やることはやってるけど、でも俊哉の気持ちとか、ちゃんと考えてそうな感じでやってますし。第一、俊哉からして秋吉のこと、もともと好きそうな感じだし…。読んでてなんとなく両思いのカップルっぽく思えてしまうんですよねえ。だから、一応ムリヤリ…ってことになってるけど、あんまり、「ヒドイ!」「なんてキチクな!!」って気分にならなかったのかも。どうせなら、設定をいかしてもっとどん底にしても良かったと思いますが、そこは鹿住センセイの趣味なのかな? 結局途中で思いが通じ合ってからは、信じられないほどラブラブカップルになっちゃったし。今回は設定が少々ご都合主義なところがアリ。男同士で、償う代わりに抱かせろっていうとこから、もうすでにありえな〜い!!って感じだから、それもしょうがないか(笑)。個人的には、ラブラブなのかキチクなのか、どうせならハッキリして欲しかったな。