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とびっきり奇妙にこわい話~寄せられた「体験」~
著者 阿刀田高 (選)
瀟洒(しょうしゃ)な家の出窓に置かれた縫いぐるみが一つ減るたびに、恐ろしい出来事が……(「不審火」)。不自然な退職をした女性の驚愕の秘密とは……(「豹変」)。少女のころ遭...
とびっきり奇妙にこわい話~寄せられた「体験」~
とびっきり奇妙にこわい話 (光文社文庫 寄せられた「体験」)
商品説明
瀟洒(しょうしゃ)な家の出窓に置かれた縫いぐるみが一つ減るたびに、恐ろしい出来事が……(「不審火」)。不自然な退職をした女性の驚愕の秘密とは……(「豹変」)。少女のころ遭遇した、脚が土に埋まった得体の知れぬ女の子の話――(「そばにいる」)。一般応募の中から作家・阿刀田 高が厳選した39点を収録。「寄せられた『体験』」シリーズ、ついに登場です。
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紙の本
最優秀だけはおもしろい
2000/12/02 19:32
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投稿者:まい - この投稿者のレビュー一覧を見る
最優秀作品の「不審火」だけはすごいと思った。たった原稿用紙10枚なのにあのラストのおちは衝撃的だった。最優秀賞も当然の結果といえる。
しかし、それ以外の作品がだめだめ。こわくない、おもしろくないでいまひとつ肩すかしを食らった感が否めない。恐怖というものをわかっていないような気がする。
いつも楽しみにしているシリーズだが、収穫は「不審火」だけだった。