電子書籍
ぶっ飛び過ぎて怖かった;;
2023/07/03 19:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:通りすがり - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホラー短編集。
正直、『姉飼』以外は微妙。
ただし、『姉飼』は内容がぶっ飛んでて強く印象に残っている。
歪んだサディズムがテーマか?
これを読むためだけに購入するのはアリだと思う。
ホラー好きなら、一度は読んだ方が良い作品です。
電子書籍
エログロ
2018/05/17 15:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おいも - この投稿者のレビュー一覧を見る
表題作である『姉飼』、タイトルから想像していたのとは方向性が少し違ったけど、面白かった。冒頭から、脂祭りだとか、出店で串刺しにされて売られている「姉」という生き物だとか、突飛すぎて笑ってしまう(←褒めてます。)怖くはなかったので、ホラーというよりとてもフェティッシュなポルノにも見えたけど、はなから不条理とはいえ最終的に気になる事が残ったけど、暗くてネチョネチョした雰囲気が楽しめたから良しとしよう。これのインパクトが強すぎて、他3編パンチの足りなさを感じたけれど、どれも不条理の塊のようで割と面白かった。
電子書籍
日本ホラー小説大賞を見て読みました。
2014/10/12 00:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:shingo - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本ホラー小説大賞を見て読みました。
姉飼だけでなく、どの短編も不気味です。不気味さは期待を裏切らないのですが、最近読んだ夜市と比べてしまって、評価が落ちたかもしれません。
投稿元:
レビューを見る
なんとも不思議な世界観。
なんて妖美なのだろう。
黒い世界で何の疑問を持つことなく幸せに生きるこの世界の住人は素晴らしい。
なんて気持ち悪いんだろう。
いっておくが、気持ち悪いというのはこの場合褒め言葉だ。
投稿元:
レビューを見る
非常に不気味で、美しい。夢中になって読み進めてしまいました。一読の価値有り!解説が筋肉少女帯の大槻ケンヂさんだったのが嬉しかったです。
投稿元:
レビューを見る
いい!これ、いい!!
久々にヒットです!!
感想はとにかくグロイ!!
ちょいエログロイ!!
解説であるように是非映像化してほしいものです。
ん〜ただ終わりがちょっと残念な終わり方で
解決が無いというか、これ以上書きようがないというか…
まぁ、そこは読み手の想像力でカバーみたいな。
投稿元:
レビューを見る
夜店で「姉」という不気味な生き物が売っている。姉を欲しがる主人公。短編集。
・淡々としてる
・不気味
投稿元:
レビューを見る
さぞ、いい声で鳴くんだろうねぇ、君の姉は
というキャッチコピーが単行本にくっついていた事を覚えている。このコピーから私は「サディスティックにエロティック!!」な話を思い浮かべていたのだけれども、そういう点ではそれほどでもなかったかも。
解説にある大槻ケンヂ氏の「気持ち悪くて胸キュン」のほうが面白いな。内容とマッチするかどうかは別として。
本筋からは脇にそれるのですが、脂祭りのシーンは、異様で面白かったです。
投稿元:
レビューを見る
第10回日本ホラー小説大賞大賞受賞作である「姉飼(あねかい)」に書き下ろし3作「キューブ・ガールズ」、「ジャングル・ジム」、「妹の島」を加えた短編集。小説として非常に巧かった同じく大賞受賞短編、岩井志麻子「ぼっけえ、きょうてえ」とくらべると、いかにも未熟な部分が目立ちます。嫌な雰囲気をたたえた異形の世界構築については見るべきものがあると思うのですが、物語のオチのつけかたについては如何なものか・・・。
夜店で売られる「姉」。「姉」と呼ばれ、人と同じ姿をしていながらも人ではない生き物。そんな生き物が夜店で串刺しになった状態で売られている。苦痛を感じることが喜びであるらしい。「らしい」とあくまで断定していないところがまた絶妙な設定でもあります。
読んでみたいと思う気持ちになる事そのものさえも背徳感を感じさせてくれます。 地元の若衆が巨大な脂肪を神輿代わりに担いでどろどろになる脂祭りや、村の特産品である、生命にかかわる悪臭を放つ蚊吸豚なる家畜など、なんとも気味の悪い世界設定は非常に魅力的でした。
もしかして、もしかするとテーマは「純愛」と深読みする自分でした。
人外と化した帝王とその息子たちによって支配されている果樹園島の崩壊を描いた「妹の島」なんか、ひたすら面白くてわくわくしながら読んでたら、ラストは打ち切り漫画みたいでした。
投稿元:
レビューを見る
タイトルだけ見てえろい本かとずっと思ってましたが、計算づくしのホラー。「姉」はそういう名前の生き物であって血縁関係は特にない。だったら別に姉じゃなくて妹でも猿でも何でもいいんじゃないかという感じですが、そういう勘違いも計算の上。設定も物語も何じゃそら、ってなもんですが言葉を尽くしたつかみどころのない世界全体が不穏なオーラ出しまくり。まったりまつわりつく脂祭りそのもののようで品も兼ね備えた、どっちかというと昭和レトロな空気漂う短編集。全体的にはSとMの世界ですね。
投稿元:
レビューを見る
「完全なる飼育」みたいな小説かと思っていた。
当小説にでてくるぎゃあぎゃあと喚く「姉」という生物って、やはり
社会一般の「姉」のイメージなんだろうか。
投稿元:
レビューを見る
46/100
03年 第十回 日本ホラー大賞 大賞受賞作
4つの短編
表題作は文庫本発行時に立ち読みしてて、当時ものすごーく印象に残ったお話でした。
6年も前なのに覚えてるって、かなりのインパクト。
お祭りの見世物小屋、串に刺さった姉って・・
分からん?そこが分かったらダメなんですよこのお話。
何か得たいのしれない姉がソコに居るってのが怖い。
『キューブ・ガール』ってのは筒井の乗りだよなー
投稿元:
レビューを見る
前々から読みたくて最近ようやく買ったのだけれど。
設定だけ突っ走って投げっぱなしになったかんじ。
でも蚊吸豚とかお祭りとか「姉」の存在とか、
田舎のよく分からない風習っぽさが好みの気持ち悪さでした。
乱歩の「芋虫」を一緒に買って読んだからかもしれないけれど、
「姉」への支配欲とか加虐心をもっと丁寧に
描写してほしかったなと思いました。
投稿元:
レビューを見る
ホラー小説大賞の受賞作です。
帯には「ホラー大賞史上最強の奇作!」とあります。
単行本が出たときに、ちょっと立ち読みして、面白かったので文庫おちを待っておりました…。
立ち読みしたところだけが面白かったみたい<をい
人間であったはずなのに「姉」という化け物に作られた女達の描写は、とてもホラー。それにとりつかれる主人公のあり方もホラー。
で、どうよ、となると空白。
まぁ、見世物小屋的なところを目指したといえば、それはそれで成功してると思うんだけどね。
中の「キューブガールズ」は面白かったです。はい。
投稿元:
レビューを見る
第10回日本ホラー小説大賞。
表題作の「姉飼」、これはグロい。独特の世界観で、読み終わった後もビジュアルで脳裏に焼きつく感じ(あんまり具体的に想像したい内容ではないが…)。そういった意味では文章力があるのかも。
続いて収録されている「キューブ・ガールズ」「ジャングル・ジム」はホラー色は薄く、ファンタジック。最後の「妹の島」ではまたグロくなる。
好みが分かれる短編集。