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電子書籍
やんごとなき姫君たちのトイレ
著者 桐生 操
ヴェルサイユ宮殿の貴婦人たちでさえ、庭のすみで用を足すなど日常茶飯事だった!? どんなに気高く美しいお姫さまにも、なくてはならないもの――その名は“トイレ”。ふだんは薄絹...
やんごとなき姫君たちのトイレ
やんごとなき姫君たちのトイレ (角川文庫)
商品説明
ヴェルサイユ宮殿の貴婦人たちでさえ、庭のすみで用を足すなど日常茶飯事だった!? どんなに気高く美しいお姫さまにも、なくてはならないもの――その名は“トイレ”。ふだんは薄絹のベールに包まれていた、やんごとなき姫君たちの秘められた私生活を、あなたも少しのぞいてみませんか? 貴婦人たちが使ったトイレからお風呂、化粧法やランジェリー、夜の過ごし方など、華麗なる人々の私生活にまつわる奇想天外なエピソードを軽やかに綴った、西洋かわや物語。
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紙の本
トイレについての世界史の変なものを知る
2001/03/31 22:21
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sfこと古谷俊一 - この投稿者のレビュー一覧を見る
主に中世から近世のヨーロッパにおける、排泄および肌着を中心とした話題をたくさん並べたエッセイです。文庫落ちする前にはTOTO出版から出ていたのが、さも有りなんという感じの内容。
現代日本の我々の目から見れば、実に恐るべき不潔ぶりやら、意外な実態について、面白おかしく書かれております。ここから得た知識を、そのままゲームや物語内で表現してしまうとというのは、ちとお薦めしかねますが、なんと言いますか、思考が大きく異なる文化・社会というものがセンスオブワンダーを与えてくれます。
ただまあ、残念ながら、より詳しい別の本などを何冊か知っていると「ああ、これはどこそこの引き写しだな」というものがあること。そして、全体として過去の人々への優しい目線に欠け、ワイドショー的なおもちゃにしてる感が強いのが、残念です。
紙の本
OHトイレット博士
2000/07/28 13:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にむまむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ふーむ こんな事があるのかぁ
そんな軽い感じで読み出していくと、結構深いものがあって、
ただの雑学では終わらない物がある。
ただ 題材をえらんで調べていく中でこれだけの物を書き連ねた作者の努力は評価に値すると思う。
どの分野でも一芸ならね 事柄にこだわると思わぬ楽しみや興味が沸いてきて、
更に深い物になっていく。おちゃらけて扱いやすい題材だが、この一冊は結構読ませますよ。
これを読めば貴方もトイレット博士(笑)