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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2011/10/21
  • 出版社: 徳間書店
  • ISBN:978-4-19-892423-2

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絶対者の自負

著者 清水一行 (著)

金融省キャリア官僚を突然襲った悲劇――機密情報を流出させてしまった部下の不始末を執拗に追及する大新聞社記者との確執がもとで、一人責任をとらされて銀行に天下った男。しかし、...

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絶対者の自負

税込 550 5pt

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税込 692 6pt

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金融省キャリア官僚を突然襲った悲劇――機密情報を流出させてしまった部下の不始末を執拗に追及する大新聞社記者との確執がもとで、一人責任をとらされて銀行に天下った男。しかし、彼を待ち受けていたのは地獄の日々だった!?

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紙の本

マスコミの体質は国民の体質でもある

2006/05/28 20:58

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 清水一行を久しぶりに読んでみた。企業小説というジャンルができて以来、モデルがあるにしろ、ないにしろ、それがこの作家の十八番となった。いつも今様の社会を反映させた小説を書く腕前は鮮やかと言うほかはない。
 本書の主役は岡野という人も羨むキャリア官僚である。ところが、大新聞の不良記者に眼を付けられ、根拠薄弱な記事を書かれてしまう。これによって運悪く退官せざるを得なくなってしまった。こういう場合の次の就職先については官庁の場合は実に手厚い。一流会社に役員含みで入社し、部長に就任する。しかし、マスコミの餌食になり、遂には行くところまで行ってしまう。
 マスコミの餌食になってしまったケースといえば、今から30年以上前に読んだ『首都圏銀行』という清水の小説があった。これはその後タイトルを『動機』と代えて行った。最後は雑誌記者を刺殺するという悲劇で幕を閉じるのだが、本書はどうだったのであろうか?
 本書でもマスコミの性悪振りが描かれている。取材対象が血肉を持った人間であることを忘れ、自分の手柄と言うエゴイズムに走る記者。記者が取材対象を見下す姿勢は記者会見の横柄な様子をテレビで見ていると直ちに認識できる。故佐藤栄作氏が総理大臣最後の会見で新聞記者を会場から追い出し、テレビカメラのみを通して国民に語りかけたことがあったが、在任中に身にしみて新聞を初めとするマスコミの記者への不信感をあらわにしたのだろう。
 性悪記者を承知で使い、取材してきた情報を新聞に掲載する新聞社の体質こそ、マスコミが取材対象を見下す姿勢そのものなのである。自浄作用が機能しなくなってしまうと始末に負えない。
 しかし、このようにマスコミ叩きをすることはたやすいのだが、よく考えてみると、マスコミが不良記者の記事を掲載するということは、金を支払って新聞を購読する読者の関心をひきつけるために他ならない。社会の木鐸と言われる新聞社とはいえ、民間企業であることには違いがないし、競争も厳しいので楽ではない。ましてや経営が揺らぐようでは話にならない。
 そうなれば、読者、すなわち顧客にある程度媚びることはビジネスとしてはむしろ当然かもしれない。マスコミにこういう姿勢をとらせるのは、その手の情報を欲する読者側の要求であろう。不良記者であろうと、読者が欲している情報を持ってくれば、掲載して発行部数を伸ばしたいわけである。
 マスコミの不遜な体質は、すなわち読者である日本人が造り上げていることに気付かなければならない。下らないと言われながらもワイドショーの視聴率は低くはない。この国民にしてこのマスコミなのである。
 色々なことを読者に考えさせ、日頃気付かない側面をえぐる社会派清水一行の真骨頂がよく表出している作品であった。

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2012/12/20 11:38

投稿元:ブクログ

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