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40代からの自分の人生を充実させる整理術
著者 仲井圭二 (著)
会社では仕事に押しつぶされ、休みの日には家族サービスと、心の休まる暇がない40代の“お疲れサラリーマン”のあなた。「俺の人生、こんなもんだよ」とあきらめてはいませんか?整...
40代からの自分の人生を充実させる整理術
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40代からの自分の人生を充実させる整理術 (Nanaブックス)
商品説明
会社では仕事に押しつぶされ、休みの日には家族サービスと、心の休まる暇がない40代の“お疲れサラリーマン”のあなた。「俺の人生、こんなもんだよ」とあきらめてはいませんか?整理収納のノウハウを身の回りに応用していけば、仕事以外の広い世界が開ける。本書では自分の好きなことを見つけて、ごきげんな毎日を過ごすための、そんなもうひとつの自分の人生を手に入れる方法が詰まっています。「仕事と、仕事以外の生活も充実してこそ楽しい人生」と説く著者が贈る、整理術プラス仕事術の決定版。
著者紹介
仲井圭二 (著)
- 略歴
- 1961年大阪生まれ。東京大学大学院修士課程修了。建設コンサルタント会社に勤務。気象や海洋関連の調査・研究に従事しながら、九州大学工学部社会人博士課程で研究も行っている。
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紙の本
年齢問わず参考にできる。むしろ早い方が
2012/07/01 10:41
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投稿者:のちもち - この投稿者のレビュー一覧を見る
多くの会社員にとって、何かと節目になる40代。「サービス残業」当たり前で、むしろ「残業している自分が好き」みたいな風潮もありやなしや。その「感覚」を知らずに「ワークライフバランス」なるものを説いている人も少なくないが、著者は、非常に感覚が「現場」であるようだ。
その感覚を持ちつつも、「会社」軸の考え方=時間の使い方から、「自分」軸にシフトすべきだと説く。早く言えば「残業」せずに、仕事以外の生き方も充実させていけば、きっと「なりたい/なるべき」自分が見えてくる、という主張である。
残業が美徳、残業している=頑張っていると思われる=会社に居続けられる、というストーリーはもはや旧式である。会社に役に立つ人間と「会社に思われる」ことが一種のスキルだった時代もあったのだろうが、今これからは当然に通用しないのだ。自分を高めることをしないと例え「会社」で通用しても、「社会」に対して生きる術を失ってしまう。
人生の価値観をどこに置くか、ということの変化もある。仕事一辺倒で「お金」をもたらせばそれでいいのか。お金と同等もしくはそれ以上に「時間」に価値があることに気づかないと、老いてから取り返しがつかないのは、まさしく「時間」だったりするのだ。
というのが本書からのメッセージだと思われます。これには反対するようなことはありませんし、自分が「会社員」としての人生をこれまで過ごしてきて、違和感を感じていたこととほぼ合致しますので同意できるところが多いのです。
ですが、著者の説く「仕事にかかる時間短縮」や「仕事以外のやりたいことの充実」などは、人それぞれであるのが実情でしょう。要は「人生において幸せを感じるポイント」がどこか、ということが本質であって、その意味で「仕事」に時間をかけている人だっているわけです。ワーカホリックなどの言葉でひとつに集約してしまうと本質が見えないのですが、「仕事」に時間を割くことでストレスを感じることなく、自分を高めることが可能であるならば、「一辺倒」でも問題はありません。
タイトルの「40代からの~」という箇所に惹かれて読み始めました。まさに自分が「ターゲットど真ん中」であると思ったからです。が、内容として特別に「40代」であるべき箇所はなく、著者ご自身が40代の時に感じられたこと、実行されたことを中心に書かれているから、このタイトルなのでしょうか...
マーケティング要素としてつけられたタイトルならちょっと悲しいのですが、もっともっと「40代同朋に向けてのメッセージ」がコンテンツとして欲しかったです。感覚的にはむしろ30代が読んだ方がビビッドかもしれないと思う。時間がポイントですからね、早い方がベターです。
【ことば】...「まったくお金がもらえないとしても、やってみたいか」を自分にたずねてみて。「それでもやってみたい」と思えたら、やる価値がある、あるいは、 やる準備ができているということではないか...
自分ができることで、他の人の役に立つことを徹底的にやりぬくことができるかどうか。この[ことば]のように自分に問いかけてみる。自分が進みたい方向と間違っていないと感じられれば、それをやり抜ければ、金銭的なものだけではなく、自分の価値にきっと帰ってくる。