読割 50
電子書籍
ラヴソング
著者 義月粧子 (著)
“どうしてあなたが、特別なんだろう?” 祐介には、双子の弟がいる。誰も区別がつかないのに、なぜか年上の大津さんだけが、祐介を見分けてくれた。側にいられるだけでいい。内緒の...
ラヴソング
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
ラヴソング (Be boy novels)
商品説明
“どうしてあなたが、特別なんだろう?” 祐介には、双子の弟がいる。誰も区別がつかないのに、なぜか年上の大津さんだけが、祐介を見分けてくれた。側にいられるだけでいい。内緒の恋でも…。が、手の届かない大津さんへの想いを込めて作った曲が、祐介の片思いの転機に…? 恋が報われる喜びに、きっと胸がふるえるビター・ラヴが登場です。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
とても切ないラヴソング…。
2002/02/19 17:00
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:momiji - この投稿者のレビュー一覧を見る
双子という自分とそっくりな相手がいるとき、アイデンティティをどうやってもつか? 祐介にとってそれは音楽だった、誰に聞かせる訳でもなく大津への想いを込めた。
初恋が兄の親友の大津であり、男だということに祐介は戸惑い彼を避けるようになるが、双子の瑛介と大津が家で寝ている声を聞いてしまい絶望的になる。大津にとって自分は瑛介でないほうでしかなかったのだと…。
瑛介は友達が多い奔放な性格。一方、祐介はひとりで閉じこもって何かに没頭していたい性格。その性格がさらに祐介を音楽にのめり込ませる、そして忘れることの出来ない大津への切ない想い…。
その大津は誰よりも祐介の音楽への才能を認めていた、そして祐介の音楽の手助けをしようとする。本当は大津もずっと祐介が好きだったのだ、だから双子を見分けることが出来た。ようやく結ばれた二人、祐介には幸福なメロディが浮かんだ。
後半は付き合い始めた二人の甘めの話。今までスケコマシだった大津が祐介にメロメロなのがよかったです、今までの悲しい分も祐介は幸せそうで。だけど今度は祐介が好きだからこそ音楽の才能溢れる祐介の役に立たないと悩んでしまった大津もわかります。
そして3話目の「シンクロ」はかなりエロくてよかったです(笑)。大津と双子であわや…!? でも結局は大津の祐介への独占欲まるだしって感じ、祐介の双子の瑛介も全く性格がちがくてイイ感じでした。恋敵? のような役だけど本人(瑛介)があっさりしてるから嫌な感じがしませんでした。
紙の本
甘く、せつない。
2002/01/21 00:02
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カヤコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
親でさえ間違うことのある双子祐介と瑛介なのに、大津だけは間違わない。その大津に初めての恋心を抱く祐介の気持ちや、大津が自分ではなく瑛介と関係を持っていることを知ったときの悲しみがとても伝わってきて、せつなくなりました。
義月さんのお話は「痛くてせつない」お話が多いのですが、この作品は他の作品に比べて「甘くせつない」感じになっています。
雑誌に掲載された「ラヴソング」に、書き下ろしの続編と番外編(?)が入っているので、雑誌掲載時にこの作品が好きだった方にはとてもお薦めです。
あとがきに、「このお話にはまだ先がある」と書かれていますので、個人的には続巻を希望したい作品です。
紙の本
あなたがいたから出来たラブソング
2002/02/25 14:39
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くく - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうしてあなたが、特別なんだろう?祐介には、双子の弟がいる。誰も区別がつかないのに、なぜか年上の大津さんだけが祐介を見分けてくれた。側にいられるだけでいい、内緒の恋でも…。そんな祐介の手の届かない大津さんへの想いを込めて作った曲が、片思いの転機に…。 ★評★苦しい片思いは誰にでも経験があるはずです。なのにライバルが弟だというのは余計に辛いはず…。これは双子の兄が不器用ながらも切ない程、真剣な恋を実らせる物語です。ラヴソングはあの人がいたから書けた、そしてこれからもあの人との側で一緒に曲を作っていきたい…。これを読めば支えあう恋人が欲しくなるはず。必読の一冊。
紙の本
三角関係です
2017/04/30 17:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大津は、双子の自分と瑛介を初めて見分けてくれた人で、祐介は好きになるが気持ちを隠す為に距離を取るようになります。
その間に、大津と瑛介が寝ている場面を目撃してしまい、音楽活動にのめり込んでいき…という話。
祐介が大津への想いを込めて作った曲が切っ掛けで両思いに。
義月さんのテンプレでしたが、すっきり結ばれて読後感良かったです。