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投稿者:かなめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
女の子は極端に男性を嫌悪する時期があると思う。それは父親に限らず。それなのに成長してしまうと、そんなことさえも忘却のかなたへと葬ってしまう。女性特有のものなのかもしれない。著者はそれを文字で表現するのではなく、絵で魅せてくれた。詩的な印象を受けた作品。読者によって好き嫌いが分かれる作品だと思う。
タイトルにドキっ!
2002/06/10 11:42
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投稿者:ヤマザキ弥生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一瞬手に取るのをためらってしまうようなタイトルではあるけど、中身は思春期特有の、男性に対する女の子の心を繊細に描いたお話ばかり。主人公の女の子の心が語り手になってストーリーが展開していくので、ふんわりやんわりした世界観が広がっている。中学生・高校生ぐらいの世代にちょうどいい作品なのではないでしょうか。
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女の子が持てる世界は、男の子とは違うもの。そういう観念が顕著な作品だと思う。そして女の子だから持つことができる世界を描ききれてると思う。詩みたいな語り口調が好きで、本当に独特な世界観を持っている漫画家さんだと思う。あたしがただただ憧れる世界を、彼女はいとも簡単に創りあげる。
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『孵化する前のわたしたちは、とても壊れやすい。 ようこそ、少女たちの聖域へ―』
タイトルにちょっと躊躇させられたけど、買って正解でした。
「雨の降る国」がすごくツボ。
きわどいけど、すごく純粋。
「たったひとつあればいいのに そしたら それ守って 生きてくのに」
わたしも、おんなじようなこと、思ってたな。まだ制服を着てた頃。
えーえんの、あい。かぁ・・・。
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凄いタイトルですが全然エロくはないです。この人の描く話はどれも独特の雰囲気があります。上手く言葉では言い表せないような…。男の子が必要最低限しか出てこないのが、女の子の為の、女の子にしか分からない物語という感じで良いです。
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本当にそうなのかな?
今度買って読んでみたい本です♪
そして、試してみたいですね♪
ハチミツの匂い♪
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「異物のにおいがする」
《カテゴリー→女女、女子校、同期、親戚》
タイトルとは裏腹に、凄い百合短編小説。
どの短編を取っても女性たちの関係性が粘着質。
男性には優しくない百合ですかねえ…。
ストーリー系統に関わらず、おかざきさんの漫画はどんな作品でも
登場するオナゴ同士の触れ合いが一瞬一瞬色っぽくてドキっとします。
百合スキーは持っててよろしい作品ではないかと。
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うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん……
完璧にジャケ買いです。
白黒の線がモロ日渡早紀(最近の)。トーンが軽妙。
内容ははっきり言って苦手。この作者サプリなど人気らしいが、無理だな。
この作者が描いてるヒロインその他登場人物と自分の感覚が一致しない。
大胆な台詞(表題とか)はいてる割には、男が少女漫画の態なんだよな。なんだか現実的でない。
だけど多分これが一般的な女子の求めるドロドロなんだろう。
いくえみ陵とか、別冊マーガレットを卒業したOLが読む漫画なんじゃない?
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草子の話が爽やかですき。くたっ。
チナミちゃんが思わず「お姉ちゃん」って言った瞬間がすき。
雨の降る国はなんか苦しい感じと女の子って感じがする。
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「ヘンな漫画!」って読み終わったあとまず思った。
おかざき先生こういう方向の漫画も未だに描かれるのかな?良く知らないんだけど、表題作でまずだいぶ参った。
思春期の女の子がなんとなくで(彼女なりに理由はあれど)「男の人ってイヤ」っていってるものに引っ張られていく大人の女ってひとつも魅力的じゃないし、「じゃあ女はどうなんだ」っていう部分が一切無視されているから特に説得力もないという・・・。
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作者が自身で評した“ガーリィ”な、作品集。
音楽でいうと“小島麻由美”的かな?(←余計ワカランか?w)
“女の子”が“女”になるまでの短い期間に存在する“時間”
そこの切り取り方・表現方法は
この作者の“オリジナル”と言っても過言では無いはず。
編集が付けたとされるタイトルに惑わされずw
ぜひ一読していただきたいです。
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よかったです。わたしは好きなスピード・漂う独特の空気感です。この世界観は短編が活きますね。癖があり好みが分かれそうですが、長さでいえばくどくなく程よいです。万人受けするものではないかな、と思います。わたしはこのゆったりした調子と絵のタッチが特に好みでした。
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表題作もおもしろかったけど、「雨の降る国」が秀逸だった。「ちんちんついたオトコの人が作った世界の中で期限つきのアソビを楽しむのだ。それが女の子の醍醐味なのだ。」はジェンダーとかフェミとかぶっとばしてある意味真実。
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おかざき真里初期の頃の作品。の、はず。
最近はとても良く使用される魚のモチーフは出てこないし
なんとなく手とか背中とかで語る!って感じは少ないかもしれないけど
湿度とかそういうのの感じは、この人ならでは。
だと、とても思う。
私は、とても、すき。
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不思議な雰囲気で、切なくなる話が多い。
現実に抵抗する自由主義・人間主義という話が多い。
セックスのあと男の子の汗はハチミツのにおいがする
いとこの少女は端的に言って男嫌いだった。
草子のこと
不思議な存在、草子ちゃんの話。
おねえちゃん
隣の家のお姉ちゃんは寝ぼけて私の部屋の前で倒れる。私は恐怖を感じる。35で独身で、さみしいひとだからだ。
雨の降る国(全3話)
加也の好きなものを集めた、雨の降る国。
そこは常識・規範・ステロタイプに従って、通り過ぎていく現実に抵抗する、女の子の世界だった。
アイスティー
東京から来た小沢先生のうちで先生が失恋したことを聞いた気まずい中学生時代の思い出がそのレコードの曲には付随していた。