純愛コラボレーション【イラスト入り】

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投稿者：kaede　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ヘアメイクアーティストとして、メリットがあるなら、身体を差し出すことも一つの手だと割り切って頑張る瑛。
チカラのあるデザイナーであり社長の大槻との身体の関係を続けながら、大槻のパートナーであるデザイナーの陣野を、ヘアメイクアーティストとしてサポートするときの心地よさ、そしてその穿った見方のないプライベートでの些細な会話に、いつしか瑛は特別な感情を自覚していくが、それが恋愛感情なのかは自分でもわからなかった。

身体を差し出す代わりに大槻の会社の仕事をさせてもらう、そんなギブ＆テイクのはずの関係が、大槻の過ぎた援助の申し出に困惑する瑛、大槻と仕事のパートナーである陣野との考え方の相違、大槻のプライドの高さ、陣野の鷹揚な態度の中に見え隠れする男の意地、身体を切り売りしながらも割り切って頑張るだけの強さを持ちながら、初めての感情にそれが恋愛感情かどうかもわからず戸惑う瑛。

デザイナー、ヘアメイクアーティスト、そういった服飾業界の中で、仕事をしっかりやってる大人のお話として面白く、読み応えもあり、恋愛色も別に薄いわけではないのだけれど、恋愛に関しての盛り上がりが少し薄く感じられ、そういう面では物足りなさを覚えた。

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投稿者：ソトネコ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

私的に久々のクリーンヒットである。野心家の美容師である瑛は、文字通りからだを張って仕事をしている。何の疑問も持たずにアパレル社長に身をまかせ、代償にヘアメイクの仕事をさせてもらっている。そして前向きな彼は、それが自らの上昇していく過程のひとつと思っている。ところが、その会社より独立した陣野というデザイナーに、実は仕事上の感性も含めて惹かれていることに気づいてしまう。

ここからがありきたりではない展開になっていくのがとても読み応えがある。登場人物が（瑛が美人過ぎるのはともかく）等身大に悩む大人として描かれているのがよい。また、いい男２人に思われる贅沢も、瑛には許してあげようと思えるくらい、瑛は一生懸命で好感の持てる若者である。

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投稿者：さなにょろ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

むむーん

以下、好みによる感想です。

受けの運が良すぎるというか…環境に恵まれすぎていて胡散臭かったです。
受けの性格も中途半端でした。カラダを使ってのし上がるのなら、もっとドライになりなよ、と。
また、後半に受けが他人の恋愛感情を気にかけるのですが、受けが関わっていることなのにそれって失礼…

好き嫌いでしか語れなくて、作家様には失礼な感想だと思います。ごめんなさい。