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魔法戦士リウイ ファーラムの剣7 煙火の島の魔法戦士
リウイたちが訪れたのはアレクラスト大陸の北西に浮かぶ島。〈神の心臓〉と呼ばれる火山に求める聖剣があるらしい。しかし剣は火山が噴火をするのを抑えていて、引き抜くと何が起こる...
魔法戦士リウイ ファーラムの剣7 煙火の島の魔法戦士
05/02まで通常638円
税込 319 円 2pt煙火の島の魔法戦士 (富士見ファンタジア文庫 魔法戦士リウイファーラムの剣)
商品説明
リウイたちが訪れたのはアレクラスト大陸の北西に浮かぶ島。〈神の心臓〉と呼ばれる火山に求める聖剣があるらしい。しかし剣は火山が噴火をするのを抑えていて、引き抜くと何が起こるかわからない。どうするリウイ?
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紙の本
そして、終末へ
2011/01/31 00:02
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エリック@ - この投稿者のレビュー一覧を見る
魔法戦士リウイシリーズ最新巻。
およそ2年半ぶりの書き下ろし作品。
本作が刊行されている時点において、最終巻にあたる物語はドラゴンマガジン誌上での連載を終えており、現在は加筆修正を待っている状態。
本作は前作から最終巻までの間を埋める作品であり、完全新作である。
しかしながら、相変わらず内容が薄い。
個人的には、ソードワールドRPGについては愛着あるし、著者の水野作品も相応に追いかけてはいるが、2年半待たせた挙句がこの薄さ。
内容的には、本シリーズ序盤より一つの焦点となっていた幼竜クリシュとの関係について、一定の決着をみた、という点が最大の見所。主題について綺麗に幕を下ろした点は流石だと思う。
物語を簡潔・明瞭に収束させる構成力・展開力は水野良らしさを示す最大の証拠であろう。
だが、はっきり言って、本作はその点くらいしか見所がない。
長編作品としては問題ではないかと感じるほどだ。
アイラファンであれば、指輪に封じられた精霊とのやり取りの中で、彼女が下した決断とその描写に感銘を受ける向きもあるだろうが、それはかなりニッチなファン層をターゲットにした話。
端的に言って、全体的にボリューム不足だと思う。
せめて、完全割愛されていた混合精霊VS仲間たちの描写を割り込ませるとか、視点の入れ替えくらいは欲しかった。
ボリュームの少ない中で、更に話を単純化させて展開させているので、物語自体がとても淡白に写る。
勿論、最終巻(上下)が年内刊行を控える中、大規模長編をこのタイミングで展開することも無理があることは分かるものの、ファンとして抱いていた2年半の期待を満たすには不足していた感がある。
評するに、シリーズを追いかけてきた人にはマストの作品。シリーズを構成するファクターの一つを解消させた点は見逃せない。
但し、単作として読んだ際には、これまでの長編で得られた満足感には到達しないことを、覚悟しながら読んだほうが良い作品だと思う。
ソードワールド作品としては、及第点に達しない出来栄えだと個人的には感じる。
紙の本
火竜クリシュとの決着
2019/01/31 21:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラストバトル前のエピソードにしてはかなり物足りない。
ヴァンの魔剣も出てきただけだし。
クリシュとの決着もリウイがつけるわけじゃないというのもなんだかなあ。