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曽祢まさこ傑作集 (1) 死の影の家
著者 著作:曽祢まさこ
ピュアな思春期が紡ぐ名作ミステリー! 闇の少女三部作を収録!! 「少女心中」「スペア―予備の物語―」「かなたの日記」の他4作品を収録。
曽祢まさこ傑作集 (1) 死の影の家
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ホラー
2016/08/19 21:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぺろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作者は初期の頃から好きで集めています。こちらはホラー短編集で主に少女が主人公です。2話ほど怖いなーと思った作品がありますが楽しめました。
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葛藤を描いた名作
2016/05/18 17:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:弥生丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻では、思春期の少女の危うさを描いた物語が印象に残る。秀逸なのが「かなたの日記」。一行日記の課題を毎日自分に課している一風変わった少女。今日は傘を使わない日、笑わない日…。ある少年がそんな少女に恋心を抱き、2人は両想いとなる。幸福は続くかに見えたが…。少女と少年が、そうと気づかずに取り返しのつかない過ちを犯してしまう悲恋物語。
「死の影の家」は、マザーグースの唄を下敷きに、愛と憎悪の葛藤を描いたサスペンス。明るく甘えん坊の妹に劣等感を抱き続ける姉。ある日、彼女は祖父と母の恐ろしい会話を耳にしてしまう。悩んだ末に、彼女がとった行動は…。
曽祢まさこさんは、心理的な葛藤を描きこむ天才だと思う。どの編も夢中で読んでしまった。