紙の本
読みたい本がいっぱいあります
2013/07/02 10:50
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Misty - この投稿者のレビュー一覧を見る
一生のうちに読んでおこうと思いながらそのままになってる古典がいかに多いことか。
巻末の古典リストをながめていると、題名を知ってるけど読んでない本ばかりなので、うわあ、こんなことではいかん! という気持ちになりました。
いま売れてる話題の本もいいですが、やはり古典から得られるものはかけがえがないということに、あらためて気づいて大いに刺激をうけた私です。
なぜ本を読むか、という基本的なことを理解できたとおもいます。
紙の本
たくさんありすぎ!!
2016/10/20 11:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:imikuto - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の読書量のすごさに驚かされる。
本当に読んだの、と疑いをいだいてしまうほどだ。
これだけあると、どれから手を付ければいいものか。
読書は比較的好きなほうだが、古典となると全くダメ。
エンタメばかりだったからなぁ。
オマージュとか、マネとかを含め、引用されていることが古典の定義なのだろうか。
たしか、現代のビジネス書は、聖書や論語に書かれていることばかりだと聞いたこともある。
それなら読みにくい古典をあえて読まなくてもいいのでは、とも思えるが。
そんなことは書かれていないが、とにかく印象に残る古典の指南書だった。
3色、4色ボールペンを手に持ち、何でもいいから1冊読むとするか。
投稿元:
レビューを見る
その道の古典の読み方を解説。我田引水読みが紹介されているが、自分と同じ考えである。学校での古典講読は正確に読み取ることばかり重視されている。もちろんこれも古典を読む上においては大事なことであるが、結局テストで点数をつけられるようにするためである。テストが終わったら、大部分は古典を面倒くさがってもう読むことはなくなる。古典を普及させようと教育者側があがけばあがくほど古典嫌いが増えるという悪循環に陥ってしまうだろう。それよりも古典は大体の意味がとれれば可とすべきではないか。それで少々間違っていても自分の経験とつなげて主体的に読むという行為もできるようになるはずだ。
投稿元:
レビューを見る
紹介されている本の分野が偏っていないのが素晴らしい.普通の人はなかなかこうはいかない.古典を紹介するのに現代の本,事象との接点を意識していることもこの本の特徴.忙しそうなのにいつ本を読んでるんだろう.
ただ著者の本を何冊か読んでいれば,すでに書かれていることばかりのような気がする.
投稿元:
レビューを見る
WEBの千夜千冊や松岡正剛の本、またその影響で読んだりした本を読むと、古典がかならず出てくる。古典なんて、学校の授業で勉強のためにするものであり、現代を生きる私たちには全く関係ない。
私もずっとそう思ってきたが、読む本が小説から多少学術的なのに変わったことによって、もしかしたらそうではないのかもしれないと思うようになった。
でも今までほとんど関わりのなかった世界だけに、一体何から手をつけていいか分からない。
そんな私にとって、この本はまさにうってつけだった。聞いたことがあるけど、一体どんな話か良く分からないという本が多い中で、2ページという簡潔さで解説がついているのが良い。
古典の読み方は決して一つではない、という古典への様々なアプローチ方法が紹介されているのも参考になった。この本を羅針盤にして、たまにはめくるめく古典の世界にタイムスリップしてみるのも悪くない。
投稿元:
レビューを見る
古典力ゼロ。何から読もうか?ワクワクする。
死ぬまでに読めればいいや。と思う反面、なんでもっと早くに読まなかったのだ。と後悔しそうで焦る。索引からじっくり選ぼう。
投稿元:
レビューを見る
ただひたすらに本が読みたくなる。これまで読まずに、あるいは読めずにきた古典たちを全て読みたくなる。(源氏物語、百年の孤独、ファウスト、監獄の誕生、悲しき熱帯、死に至る病、夜と霧、、、)とりあえず100時間ぐらい空白の時間があればなあ。
投稿元:
レビューを見る
本書を読んでいる間中、次々に本書内で紹介されている他の本が読みたくなる。古典はどこか難しそうで、これまで敬遠していたが、現在の作品の中にも古典がベースになっているものがあるし、古典を知ることで世の中に対する解釈が深まるということを知り、古典に挑戦する気持を引き起こしてくれた。まず、カラマーゾフの兄弟から挑戦してみようと思う。
日本という国に生まれ、育った私という人間が自らの身をもって経験できる世界は限られている。けれども、古典は時間、国を越えて様々なものを教えてくれる。これから古典の魅力に取り付かれそうだ。
投稿元:
レビューを見る
新刊だからなかなか地元図書館で手に入らないだろうなと思ってたら大学図書館の新刊コーナーにあったので速攻で借りた。「うちの大学もなかなかやるじゃん←」とか思ってしまったり。
齋藤孝って聞いたことあるなと思ったら『声に出して読みたい日本語』の人か。なるほど納得。本書でも音読を推奨する文を多く見かける。
『古典力』というタイトルに惹かれて借りたわけだが、他の著作を見ると『教育力』とか『読書力』とか今はやりの「〇〇力」とかにのっかてるのかしらね。
久しぶりに新書というジャンルを読んだわけけど、齋藤さんの文章固いなという印象を受けた。
内容は個人的に言うと特に新しいことは書いていないかも。
古典紹介の文はうまいと思う。2ページに簡潔にまとめられているから。
でもある登場人物を知らないからと言って「古典の素養というより常識にかける」とか「ゆく川の流れは絶えずして」の後が言えない人は人生の階段を踏み外した可能性大。
とか言われてちょっとカチンときた(笑)
まあこの2文だけであとは問題ないんやけど。
「自分のものさしで測らないでよね」と言いたいところだけどそもそも新書自体が「自分のものさし」で測ったものなんやろうか。あまり読んだことないからわからないけど。
古典の紹介はわりとさらさら読めます。私が普段触れることのない外国文学が多かったのがとても助かった。そしてすごいのは本書に載せた「古典」と呼べるものは齋藤さんが全部読んだんだろうなというところ。これは素直に驚く。その洞察力とか。特に『枕草子』の紹介分が好きだな。
あとゲーテさんいいこと言いよる(笑)
齋藤さんのおかげでゲーテとの距離感が近づいた気がする。
いろいろなことは言ってるけど最終的には自分のペースで古典に触れていこうと思った。ちゃっかり読みたいものはメモりました。
投稿元:
レビューを見る
高校生までに読んだ本がかなり紹介されていた。
もっと、ちゃんと読んでおけばよかったかも。
論語は、奥が深くて、なかなか読み進むのが大変、
ゆっくり、自分の好きなフレーズを探していこうと思う。
投稿元:
レビューを見る
変化が激しい今だからこそ,時代が変わっても読み続けられている古典を読み,自分の足場を固めないといけないなと感じた。普段,隙間時間を利用して読書している僕としては,じっくり読むべき古典は敬遠しがちだったけれど,この機会に古典も読んでいこうと思う。時間のあった学生時代に読書しなかったことが悔やまれる。
投稿元:
レビューを見る
相変わらず何にでも「力」を付けて目新しくしていますが、内容に新しいことはありません。
読書は大事ですよ、教養は身につけましょうね、ということに尽きます。
でも、ゲームに明け暮れる若い世代にはためになる本だと思います。齋藤氏の本を何冊も読む必要はないと思いますが・・・・。
投稿元:
レビューを見る
好きな作家がレスペクトする作家の本を読む。
真理は一つではない。様々な心理がある。一見矛盾する2つの考えが状況次第で、どちらも真理になることがある。
古典になじむことは偉大さに触れること。
投稿元:
レビューを見る
楽しむ目的で読書をしているので「離乳食のようなやさしい文章」でも自分が面白ければいいじゃねーか!と突っ込みたくなりましたが、読んで行くうちに、古典面白そう!という思いにさせてくれた本でした。
紹介された中では、「学問のすゝめ」
「福翁自伝」は読んだことがありました。読めば福沢諭吉が一万円札に利用されているのも納得です。ただ、斎藤先生の訳で新書で出回っているものを読んだだけなので、原文を読んでみようかな。
とりあえず、「カラマーゾフの兄弟」「論語」「武士道」辺りから制覇してみようと思います。
好きな作家を一気に読むのも楽しいですが、じっくり読んだり、生きる指標として学ぶための読書もいいですね。
いつものように、本書からの引用
「精神の核といえるものを自分の身のうちに形成するためには、出会いが必要だ。」
投稿元:
レビューを見る
敷居が高く敬遠しがちな古典を、もっと身近に感じて親しもうという本。
その為に、いきなり原文からではなく、現代語訳から読むことや、当時の社会状況等の周辺情報を学んだ上で読むことなどで理解が深まりより楽しめるということを書いている。
最後におすすめの古典を紹介しているが、名前は知っているが、ほとんど読んだことがなかった。少しずつ読んでいきたい。
ちなみに、以前読んだ本があると、嬉しくなる。