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黒い楕円 美術調律者・影
著者 著者:倉阪鬼一郎
自らの作品を呪物と化し、人々を襲った異端の芸術家・黒形上赤四郎。青年画家・影と幼馴染みの光、明兄妹はかろうじてその悪意を退けたが、また新たに不穏な情報がもたらされる。“黒...
黒い楕円 美術調律者・影
黒い楕円 (角川ホラー文庫 美術調律者・影)
商品説明
自らの作品を呪物と化し、人々を襲った異端の芸術家・黒形上赤四郎。青年画家・影と幼馴染みの光、明兄妹はかろうじてその悪意を退けたが、また新たに不穏な情報がもたらされる。“黒い楕円”をモチーフとした黒形上の回顧展が開催されるというのだ。観客への影響を懸念する影たちだったが、新たな悪夢はより巧妙な形で日常の中にまで仕掛けられていた……。美貌の天才画家たちによる絢爛たるアート・ホラー、第2弾!
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闇を切り裂く一陣の光になれればいい。
2013/05/11 16:28
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投稿者:MUNINN - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作読んでそんなに気に入ったわけでもないがやはり買ってしまった第二弾。
主人公の父であり、狂気の画家の崇拝者が、その画家の作品を世にばらまき、世の中が混乱し、 崇拝者に憑依した画家と息子が対峙するパターンなんでしょうか。2作目もそんな流れでした。 今回は脆弱な息子が少し強くなってましたね。まだ到底父の足元にも及ばない感じですが。 彼のピュアな雰囲気がとても好きです。早く美しい色で世界を調律して頂きたい。 ホラー文庫で求めてはいけないだろう、爽快感を求めたくなってしまった。 実際の世の中も世界を美しく彩ってくれるヒーローがいたらステキなのに。