紙の本
このシリーズの本質
2011/10/12 15:05
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:金曜日のらいおん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作家さんは,読者をひきつける技を一体いくつ持っているの
でしょうか。
新刊が出る度にそう思います。
今回のそれは冒頭の酔いどれ上司のモノローグです。思わず吹き
出してしまうとともに,社会人を5年以上やった方なら,身にしみ
てしまう言葉が並んでいます。
一言で言うなら,がんばり過ぎるな,ということでしょうか。
がんばってしまう性格の人ほど仕事を抱え込んでしまい,自滅,
崩壊してしまうという。よく世間でも言われていることですが。
主人公である工兵は,4巻まで死力を振り絞って仕事をしてきた
と思います。それは,短距離走のスピードであり,とてもこの先
何十年の会社員生活で保てるものではありません。
自分も抱え込んでしまう傾向にあるので,読んでいて痛かった
ところです。
さて,これまで比較的上流工程を担当していた工兵ですが,
今回,カスタマーエンジニアという現場の作業を任されます。
カスタマーエンジニアとは,ハードウェアや周辺機器の設置
から撤去、保守点検や修理などを行うようですが,実際は,
クライアントの目の前でシステムの稼働を確認しなければいけ
ない分,前の行程の不備の対応も行わなければならず,大変な
職種だと思います。
ここで一般的な話です。入社して,ある程度会社全体の業務
内容が分かると,妙なプライドが出てくることはないでしょうか。
この仕事より,こっちの方が上だとか,花形だとか。
世間一般的には「企画」関係が花形な仕事でしょうか?
SEの世界ではどうやら上流工程のほうが花形な業務のよう
です。
工兵もそういったどっちが上だとかいう,仕事をやっていく
うえで陥りがちな良くない感覚が芽生え,芽生えた瞬間に室見
にそれを見抜かれます(笑)。そして室見は説得力を持って,
ちゃんといさめてくれます。
そして,最後にはエンドユーザーと関わりによって,仕事の
成果が可視化され,直接感謝されることに嬉しさを覚えている
工兵の姿に共感してしまいます。ああ解るな,と。
レーベル自体は10代をターゲットにしていると思いますが,
このお話の本質は社会人向けだと思います。
紙の本
技術者の原点に帰ろう!
2012/01/24 13:18
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
無茶振りだったプロジェクトマネージャーも何とかこなし、今週末は久しぶりに休めることになった桜坂工兵だったが、会社に残ってあと少しと仕事をしているうちに、またも社長が取ったぐだぐだ案件を持って室見立華がやってきてしまった。
その案件とは、日本全国を行脚し、アプライアンスサーバーを設置してくるCE業務だ。バーターで他社から貰った案件なのだが、実はただの火消しを押し付けられただけ。現地に赴けばトラブル続出。入館申請が出されていない、手順書と実際が違っている、間違えたサーバー梱包などなど。
そんな地獄を切り抜けて大阪で一休みしていたら、実家に帰省していたという姪乃浜梢と偶然?遭遇してしまう。ひょっとして僕のスケジュール、盗み見ていませんか?そんな背筋が寒いような、しかし可愛い女の子とデートできて嬉しいような気分を味わった後、なぜかなぜか、室見立華と工兵は、彼の実家に行く展開になってしまう。
やっぱりシステム構築は現場作業を忘れちゃ駄目でしょ、ということで、今までは上流が多かった工兵に、現場の真髄を叩き込む案件が舞い込んでくるわけです。作業イメージがないスケジュールとかWBSとか見せられると、マジで切れたくなるからね。一回、痛い目を見ておくことはかなり重要だと思ったり思わなかったり。まあ、痛い目を見ないで生きられる業界があれば良いんだけど…。
こうして対顧客交渉能力を順調に上げ、顧客に名前を売り始めた工兵だけれど、彼を取り巻く女性陣は一癖も二癖もありすぎて、とてもラブコメとはいかない。一体、立華はどんなお嬢さま生活をしてきたのか?謎は深まります。
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あり得なさそうであり得そうで(笑)。今回も炎上現場で奮闘する工兵くんでした。
2011/11/12 12:21
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みす・れもん - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズもいつの間にか第5弾。工兵がブラック会社(?)スルガシステムに就職してから半年が過ぎた。最初はネットワークの知識どころかコンピュータの知識もシロウトさん並だった彼が、この半年でプロジェクト・マネージャーまでやりとげたのは第4弾でのこと。さて今回は…?
冒頭で工兵の上司である藤崎がお酒を飲んでくだを巻くシーンが。SEとして長生きするコツとは何かについて語る。答えは「仕事を探さない」ことだと。「?」と思ったけれど、読んでいくと思い当たるんだなぁ、これが(苦笑)。
例えば、一つの業務の区切りが付いたとする。もう家に帰っても構わないワケだ。けれど、やるべきことが終わったということで少し気持ちに余裕が出てきて、「あ、これこういう風にしたほうがいいんじゃない?」とか「あぁ、ここもう少し突っこんでおこうかな」とかいろいろ手を出しちゃう。そうこうしているうちに、だ。休む間もなく次の締め切りがやって来る。余計なことを考えずに家に帰って休めばいいのにって第三者的に目線に立てば思うんだけど。
さて、前作でのプロジェクト・マネージャーの仕事がやっと終わった工兵くん。木曜日の午前中で終わって、午後からは帰宅OKと上司の了解も得ていた。そして金曜日からは夢の3連休♪
でも、そんな上手くいくはずが無いのがこのシリーズ。
さっさと帰ればよかったのだ。だけど、メール確認したのが運のつき。顧客からのメールを見つけて、たいして時間もかからないだろうとその対応に取りかかってしまった。気付いたら定時。大丈夫だ、今日は久々に家で夕食とるんだと言い聞かせつつ、手を早めても気付いたら22時。これはヤバイ!と急いで帰ろうとしたその時。顧客先から帰社した立華が現れた。それも超不機嫌な状態で。はい、「The End」(笑)。夢の三連休は露と消え、3日間の西日本地獄ツアーの招待状が工兵の手に。
立華は東日本を周り、工兵は西日本を周る。作業自体はそれほど複雑ではなく、各現場でネットワーク機器設置し、稼働を確認するというもの。けれど、その設置場所が日本各地に散らばっていて、それを3日間でこなすという。
普通なら現場に届いている各種設定済みの機器を設置して、電源を入れて、稼働確認するのみだからサクサクっと終わるように感じる。が。そんな上手くいくもんじゃない。こんな無茶なスケジュールを組んじゃうような会社から請け負った仕事。トラブルが無いわけがない。出てくる、出てくる、次から次へと。それはそれは面白いようにハプニングだらけ。現場で顧客に睨まれながらの対応にうんざりする工兵。
プロジェクト・マネージャーという上流作業を終えたばかりの工兵にとって、現場での機器設置を自分がするというのは不満もあったようだ。「なんで俺がやらなきゃいけないんだ」と。けれど、その気持ちが誤りだと立華と梢に諭される。現場作業の大切さ、仕事に上下関係なんてことは無いということを、工兵は教えられる。
今回は工兵の家族が登場。ハプニング続きの結果として、立華を静岡の実家に泊めることになってしまったのだ。父、母、妹。みんな普通じゃない雰囲気が漂ってるなぁ。もしかしたら、このシリーズでまともな感覚を持っているのは工兵だけ? あぁ、それも怪しい(笑)。
そこで、妹の誉が立華とプライベートな会話を交わしたらしい。立華の隠れた部分がまた少し見えてくる。彼女がなぜこれほどまでに常識から外れた女性になったのか…。でも、もう少し知りたいなぁ。次はもっと明らかになるかな。
現場作業の喜びを知った工兵。またまた成長したね。
次はどんな炎上シーンが見られるのかなぁ(笑)。
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今回も見たことの無いような酷い案件だったなー(棒読み)。
バックグラウンドの大きな展開は停滞気味だけど、火を噴いた案件に対してはきちんと張られた伏線から鮮やかに解決に向かって気持ちが良いです。
こんなスーパー後輩が欲しい。またそれか。
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いつもどおりだけど、工兵スキル高すぎるって。
何にも知らなかったペーペーじゃなかったっけ?(笑)
何で一人で現地作業と出来るんさ…(苦笑)
まぁでも「あるあるー」って言う感じよね。この作品はどれ読んでも。
そして、梅田界隈の描写が出てきたのでいろいろ考えながら読んでしまった(笑)
そんなところにそんなものあったっけ?みたいな(^_^;)
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このシリーズもいつの間にか第5弾。工兵くんがブラック会社(?)スルガシステムに就職してから半年が過ぎた。最初はネットワークの知識どころかコンピュータの知識もシロウトさん並だった彼が、この半年でプロジェクト・マネージャーまでやりとげたのは第4弾でのこと。さて今回は…?
冒頭で工兵の上司である藤崎さんがお酒を飲んでくだを巻くシーンが。SEとして長生きするコツとは何かについて語る。答えは「仕事を探さない」ことだと。「?」と思ったけれど、読んでいくと思い当たるんだなぁ、これが(苦笑)。
例えば、一つの業務の区切りが付いたとする。もう家に帰っても構わないワケだ。けれど、やるべきことが終わったということで少し気持ちに余裕が出てきて、「あ、これこういう風にしたほうがいいんじゃない?」とか「あぁ、ここもう少し突っこんでおこうかな」とかいろいろ手を出しちゃう。そうこうしているうちに、だ。休む間もなく次の締め切りがやって来る。あるよなぁ、余計なことを考えずに家に帰って休めばいいのにって第三者的に目線に立てば思うんだけど。
さて、前作でプロジェクト・マネージャーとなったのは述べたとおり。その仕事がやっと終わった工兵くん。木曜日の午前中で終わって、午後からは帰宅OKと立華ちゃんの了解も得ていた。そして金曜日からは夢の3連休♪
でもねぇ、そんな上手くいくはずが無いのがこのシリーズ。
さっさと帰ればよかったのよ。だけど、メール確認したのが運のつき。顧客からのメールを見つけて、たいして時間もかからないだろうとその対応に取りかかってしまった。気付いたら定時。大丈夫だ、今日は久々に家で夕食とるんだと言い聞かせつつ、手を早めても気付いたら22時。これはヤバイ!と急いで帰ろうとしたその時。顧客先から帰社した立華が現れた。それも超不機嫌な状態で。はい、「The End」(笑)。夢の三連休は露と消え、3日間の西日本地獄ツアーの招待状が工兵の手に。
ま、無茶なスケジュールの案件を拾ってきたのは相変わらずスルガシステムの六本木社長なんだけど。立華は東日本を周り、工兵は西日本を周る。作業自体はそれほど複雑ではなく、各現場でネットワーク機器設置し、稼働を確認するというもの。けれど、その設置場所が日本各地に散らばっていて、それを3日間でこなすという。初めての出張らしい出張だけれど、ゆっくり地方の味を楽しむこともできないってことだ。
普通なら現場に届いている各種設定済みの機器を設置して、電源を入れて、稼働確認するのみだからサクサクっと終わるように感じる。が。そんな上手くいくもんじゃないのさ。こんな無茶なスケジュールを組んじゃうような会社から請け負った仕事。トラブルが無いわけがない。出てくる、出てくる、次から次へと。それはそれは面白いようにハプニングだらけ。現場で顧客に睨まれながらの対応にうんざりする工兵くん。
プロジェクト・マネージャーという上流作業を終えたばかりの工兵にとって、現場での機器設置を自分がするというのは不満もあったようだ。「なんで俺がやらなきゃいけないんだ」と。けれど、その気持���が誤りだと立華と梢に諭される。現場作業の大切さ、仕事に上下関係なんてことは無いということを、工兵は教えられる。
今回は工兵くんの家族が登場。ハプニング続きの結果として、立華ちゃんを静岡の実家に泊めることになってしまったのだ。父、母、妹。みんな普通じゃない雰囲気が漂ってるなぁ。もしかしたら、このシリーズでまともな感覚を持っているのは工兵くんだけ? あぁ、それも怪しい(笑)。
そこで、妹の誉ちゃんが立華ちゃんとプライベートな会話を交わしたらしい。立華ちゃんの隠れた部分がまた少し見えてくる。彼女がなぜこれほどまでに常識から外れた女性になったのか…。でも、もう少し知りたいなぁ。次はもっと明らかになるかな。
現場作業の喜びを知った工兵くん。またまた成長したね。
次はどんな炎上シーンが見られるのかなぁ(笑)。
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2011 9/17読了。WonderGooで購入。
シリーズ5作目はカスタマー・エンジニアとして顧客現場に出向いて作業する話。
元請け企業と現場顧客の間で針のむしろな巻。
それにしても桜坂と室見さん、仕事しすぎだろ・・・ここまで来ると引くのを通り越してなんかもう、「あ、俺今週はちゃんと休もう」とか思ってしまった。
ワーカホリックにも限度は必要である。
そして出張先まで押しかけてくるくせに「桜坂さんとたっこやきぃ、桜坂さんとたっこやきぃ」とか嬉しそうに歌っちゃって、でも仕事でまた途中でぬけるときには察して見送ってくれる梢さんはストーカー可愛い。
室見さん攻略はあきらめてそっち行っちゃえよ。
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今回はカスタマーエンジニア編。着々と社畜化していく主人公の話。
正直、3巻4巻よりは面白くなかったかなという印象。
ただ、ただ相変わらず何気ない会話と思ったらそれが重要な伏線だったというのが鳥肌もの。
表紙にまでなっている梢は出てくる必要あったのかと思いながら読みすすめてたら・・・。
それと、ちょっとだけ気になったのが、大阪の観光地の羅列に「ステーションシティ」が入っていたこと。本当、ちょっと気になっただけなんだけど。
それと、ボケたら真正面から返されたのを関西人だからという表現部分があるけど、それはおかしいだろうと。関西人なら、「そうそう、こう紐で足と足を結んで・・・。ってなんでやねん!」ってなるところだと思うが。
そういや、ウェブ漫画化してるらしい。
http://www.famitsu.com/comic_clear/se_nareruse/
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まずは本をくださった先輩SEにお礼を。
ありがとうございます。
今回のテーマはCE。
前回のテーマはPMと上流寄りだったのが、今回は一気に現場寄りに。親近感。
自身の業務ではCEと名乗らないものの、似たような作業をしていることに気付く。いろいろ幅広くやらせてもらってるんだなー、と。
シビれたのは「PMに慣れてんじゃねーぞ!現場感覚取り戻しとけ」という室見の桜坂へ注意。うんうん、回線現調や設置作業超大事。超大事だよ。「設置作業」ってだけで適当に工数振るようになったらおしまいだ。肝に銘じないと。
また、回線現調やや設置作業に関わる調整作業が多いとき、これってエンジニアの仕事??と疑問を抱いていた頃を思い出しました。今思えば厚顔無恥なんだけど、やっぱりそういう認識って誰しも持つんだなあ。コンソール取るほうが偉いとか思ったらおしまいだ。肝に銘じないと。
内容としては梢とのやりとりをもっと掘り下げてもらいたかった。Ciscoの認証スキップを教えるだけの役割ってのは実にもったいない。次巻では活躍して欲しいところ。
本作、コミック化も決まったようで。
人気あるんですね。IT業界とラノベの購読層がかぶっているんだろうか。今巻にあったIP競合のネタとか、一般の読者が理解するのそんなに簡単じゃないと思う。実はみんな読んでるのかねえ。
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なれるSE!シリーズの第五弾。
今回は日本中への機器設置の出張が舞台。
いつものような展開でいつものようなどんでん返しがあって、いつものような結末。
慣れたパターンだけど、安心して楽しめる。
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夏海公司のなれる!SE 5を読みました。ステップ・バイ・ステップ?カスタマーエンジニアという副題のついた、なれる!SEシリーズの5冊目です。期限もリソースも考えずにダボハゼのように仕事を取ってきて、担当者に無茶振りする社長のいる最悪なIT会社に就職した桜坂工兵のSE残酷物語の5冊目でした。今回はダボハゼ社長が、ネットワーク機器の全国設置の仕事を取ってきました。ところが、予想通り、工兵と立華が全国行脚するというのに段取りが全くできておらず、設定資料は最新化されていないわ、接続ケーブルは間違っているわ、入館のアポは取られていないわ、スケジュールは過密だわ、と大変な状況になるのでした。最後にパスワードを教えてもらえないという絶望的な状態になるのですが、ラノベなので、綱渡り的なパスワードクラックで設定ができてめでたしめでたしに、なるのでした。(なってなかったかも)今回、ぴきっと来たのは、一所懸命仕事をしている工兵にカモメさんがかけた言葉、「りっぱに社畜化してるなあ」でした。ちょっと、耳に鈍痛を感じてしまいました。藤崎さんの「SEは無理して仕事を探してはダメだ。休めるときに休むようにしないと」というのも納得したんですが。トラブルが起きれば土日だろうが夜間帯だろうが仕事をしなければならなくなるのはこの業界の宿命だから。今回は梢さんのホラーなところが現れてきて、先が楽しみになってきました。ところで、梢さんが怖い独り言を言ったのを工兵が聞いてしまうのですが、これは梢さんがつい独り言を言ってしまったのか、それとも工兵にテレパシーの超能力があるのか、どちらなんでしょうね。
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C0193 素直な展開が良かったです。1巻以来かも。ただ、文才の無さは変わらず。編集がフォローするべきです。あいかわらず、「かぶりを振った」が好きというか、多いですよね。双眸というのも、本シリーズにはそぐわないかと。かもめが要請した大阪バナナは、梢へまわせば問題ないですよね。冒頭で立華の方向音痴ネタをやっておきながら、掛川から駆けつけるのは不自然というか、キャラの整合性が無いです。オリヴィエのナカスガワさんから、工兵の名前と会社を確認されたのも、次巻への伏線ですよね。これをネタとして読めると幸せだったと思います。
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今回はカスタマーエンジニア編。
上流工程のPMを経験したあとに下流工程のCEという通常と逆のステップを経験するわけだが、客先現場作業の「あるある」が散りばめられている。
例えば、現場に入ろうとしても入館申請がきちんとされていなく、すんなり中へ入れなかったり。あるあるーw
冒頭にある上司との飲み会話の中に集約されている「SEとして長生きするコツ」が何気に名言と感じた。
===
●仕事を探さない
・多忙に慣れた心もなかなか日常に戻れない
・ランナーズハイも度を越せば毒となる
・真面目なエンジニアほどガス欠にかかりやすい
・やらないでいい仕事はするな
・放っておいてもタスクは山のように降ってくる
・休める時は素直に休んで代休を消化する
・最大でも全力の70%くらいに稼働をとどめておくべき
===
うーん。現場の本質をわかってらっしゃるw
萌え要素を覗くと、ネットワーク業界で働くにあたっての立派なビジネス書になっているので、この業界を目指している人には是非読んでもらいたい。
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明日から3連休!...って夜に急きょ飛び込みで仕事を持ってこられ、否応なく仕事させられる工兵。
その仕事は...絶賛炎上中のDCでのリプレース作業!
しかも西日本全体を駆け回る!
...相変わらず無茶苦茶な仕事だなー、なんて思いつつ、面白おかしく読んでました。
っていうか工兵...妙にずる賢いというか、よくそんな抜け道思いつくな、とw
浜松出身の身としては、浜松に関する描写や、静岡市に対するライバル意識の話は、思わずニヤリとせざるを得ませんでしたw
しっかし...美味しい洋食屋ってどこだろ?
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今回のテーマはカスタマーエンジニア。
現場に行って実際のお客様の前で機器の設置などを行う職種。
来週からカスタマーエンジニアとして研修を受けるので、ちょうど良かった。