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真夏の犬
著者 宮本輝 (著)
野良犬に囲まれた夏の日の恐怖、転校してきた混血の美少女をめぐる争い、アル中の母と住んだ古アパート、奇妙な香具師が売っていた粉薬、同級生の女の子の危険なささやき……歳月のへ...
真夏の犬
真夏の犬 (文春文庫)
商品説明
野良犬に囲まれた夏の日の恐怖、転校してきた混血の美少女をめぐる争い、アル中の母と住んだ古アパート、奇妙な香具師が売っていた粉薬、同級生の女の子の危険なささやき……歳月のへだたりを突き抜けてよみがえる記憶を鮮烈に刻みつけ、苦悩と慰めの交錯する人生への深い思いを浮かびあがらせた、9つの短篇。
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紙の本
ミステリー小説よりある意味残酷な人間の小説
2002/07/10 16:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:司既 敬 - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮本さんの作品の中で、この小説はかなりダークな部類に属すると思います。主人公の親がアルコール中毒者だったり、突然家を飛び出したり…と。しかし、この小説の怖い所は、実際問題であり得る(社会問題になっていたりする)ということではないでしょうか? 短編なので、読みやすいと思います。どろどろ系が苦手な人は向かないかも。